

第一回U-1グランプリ 各項目の解説など
◎U-1グランプリとは 新カテゴリーの家庭用万能包丁「ユニバーサルエッジ」を使い、一般家庭でよく使われる食材を切る競技です。 ※「ユニバーサルエッジ」については詳しくは以下を参考に ユニバーサルエッジの5大特徴 (より詳しくは こちら ) ユニバーサルエッジ「PROCEED」 ユニバーサルエッジ「JOIZU」 ※「PROCEED」と「JOIZU」の違いについては こちら ◎U-1グランプリの名前の由来 「ユニバーサルエッジ(Universal Edge)」を使って食材を切り、その技術の「1位」を決める大会なので、Uと1で「U-1」と名付けました。 ◎U-1グランプリの開催の目的 包丁は毎日数千万人が使う生活必需品ですが、包丁の使い方や切る楽しさを知らないため、料理に消極的になってしまう人もいます。 包丁を使うことが楽しくなれば、料理を続けることができます。 U-1グランプリの主な目的は、ユニバーサルエッジを通して以下のような体験をしていただくことで、最終的には「切ることの楽しさ」を体験していただくことす。 食材を切る技術の向上 薄切りの刃離れの気
1月2日読了時間: 5分


ユニバーサルエッジのことがわかるブログ ―製造・販売の参考資料―
この数年、ユニバーサルエッジの製造や販売を検討してくださる事業所の方々に「ユニバーサルエッジ」について説明させていただく機会が増えてきました。 今回は「ユニバーサルエッジのことがわかるブログ」をピックアップし、製造や販売を検討する際の参考資料としてまとめてみました。 このブログにあるリンク先を読んでいただけば、ユニバーサルエッジのことがわかると思います。 ユニバーサルエッジは、設計の時にある程度決まった「数値の組み合わせ」が必要な個所があり、作る側の作業としては、一般的な包丁より複雑です。 しかし理想通りに作ることができれば、ユーザーに大きなメリットをもたらす「ユーザーのための包丁」です。 ポイントは、作る側がどこまで「つくる責任」を果たせるかです。 ◎販売中のユニバーサルエッジ 弊社が販売しているユニバーサルエッジは現在2種類、「PROCEED(プロシード)」と「JOIZU(ジョイズ)」です。 ※PROCEEDとJOIZUの違いは こちら ユニバーサルエッジ「PROCEED(税込14800円)」 ユニバーサルエッジ「JOIZU(税込み8800円
2025年12月30日読了時間: 4分


玉ねぎのみじん切りを縦に切るか斜めに切るか ―長いの問題―
玉ねぎのみじん切りの最初の切り込みの方向について、以下の質問をいただきました。 「切り込みは縦よりも斜めの方が ”長いの” ができないのでは?」 「縦」「斜め」とは、簡単に書くと下図のような意味です。 この質問は以前から何度かいただいたことがあり、私が修行をしたレストランでも話題になったことがあります。 包丁ユーザーや生徒さん、そしてお客様との包丁談義では、その都度簡単にお答えしていたのですが、あらためて「長いの問題」として書こうと思います。 弊社がオススメしている玉ねぎのみじん切りは、以下の動画をご覧いただくとわかるように、「スライド切り(包丁の角度がまな板に対して垂直)」だけで切っていて、後述する「斜め切り」や「横打ち」「二度打ち」などを使っていません。 安全で楽しい切り方なのですが、「長いの」が一定の量できあがります。 紫玉ねぎのみじん切り2画面同時再生動画 https://www.instagram.com/reel/C6YegXPpyhT/?igsh=MTZiMXl4cXozdndxNw%3D%3D ※詳しい解説付きのブログはこちら..
2025年12月25日読了時間: 6分


静岡エフエム放送(K-MIX)「モーニングラジラ」に出演しました
12月1日の朝、静岡エフエム放送K-MIXの「モーニングラジラ」の「SUZUKIマスタートーク」のコーナーに出演しました。 K-MIXのサイトはこちら https://k-mix.co.jp/ 1ヶ月ほど前に電話出演の依頼があったのですが、「放送局を見てみたかった・実演を見てほしかった」などの気持ちがあり、新幹線で浜松まで行き、現場の空気を感じてきました。 私は「ユニバーサルエッジマスター」という立場でユニバーサルエッジについて話し、スタジオで野菜を切る実演をさせていただきました。 8時30分から約10分間の生放送だったのですが、放送前の打ち合わせなども含め「生放送」は初めてだったので、他の番組の撮影やインタビュー(収録)とは違う刺激をいただきました。 ユニバーサルエッジは「切れ味が良い包丁」ではなく、「切れ方(刃離れ)が特徴の包丁」です。 そのことを伝えたかったので、打ち合わせでも念を押していたこともあり、パーソナリティの「ズミさん(高橋正純さん)」が正しく伝わるようにトーク全体をリードしてくださいました。 様々な仕事がそれぞれの「プロ」に支え
2025年12月3日読了時間: 2分


合羽橋の道具まつりに行きました
2025年10月12日、合羽橋の道具まつりに行きました。 今回の主な目的は、知人に40年前の「文明銀丁(GLOBALのブランド)」を見ていただくことでした。 合羽橋に行くと撮りたくなる看板(笑) 馴染みのある通りです 台風接近の心配がありましたが、当日は穏やかな曇り空で、日差しがないぶん過ごしやすい気候でした 以前実演販売でお世話になったユニオンコマースさんにもご挨拶 話題の飯田さん にぎわっていました(^^ 文明銀丁(柳刃包丁)を見ていただきました ミッションコンプリートです(^^♪ 合羽橋は「日本の道具がなんでもそろう町」と外国人観光客に人気で、直営の店舗を構えている包丁メーカーもあります。 「インバウンド」の影響で販売している物品の価格が上昇しているという話を聞いたことがありますが、たしかに全体的な価格上昇はあるように感じました。 それでも外国人にとっては「欲しいものなんでも揃っている」ということがお買い得感につながるのかもしれません。 ※合羽橋でユニバーサルエッジを購入したいというお問い合わせをいただくことがありますが、今後状況が整い次第
2025年10月14日読了時間: 1分


JOIZUの特徴や作られた経緯など ―最高の実用性を求めて―
JOIZU(ジョイズ)は、ユーザーの要望と弊社の思いがひとつになって作られた、オールステンレスのユニバーサルエッジです。 JOIZUとはどのような包丁なのか、購入ご検討の参考になればと思います。 ◎JOIZUが作られた経緯 JOIZUが作られた経緯は、より手軽かつ実用的で、特に魚を扱う際の「衛生」に優れた包丁を作ることでした。 主に以下の3点です。 経緯1:オールステンレス包丁の要望 オールステンレスの包丁は、衛生面に優れているためとても人気があります。 特に2020年からのコロナ渦で「衛生」が注目されるようになると、「ハンドルと刀身が一体」「食洗器対応」という特徴が一層の人気を呼んだと思います。 日本で一番売れている包丁は、貝印「匠創」の三徳包丁165㎜なのですが、これもオールステンレスです。 私は個人的に「茶色の木柄・3本鋲・デザイン的な暖かさ」が好きなので、弊社主力商品「PROCEED」は木柄で発売しました。 しかし「オールステンレスはないの?」というユーザーの声は「PROCEED」の発売当初からあり、いつか「オールステンレス」のユニバーサ
2025年9月12日読了時間: 10分


ユニバーサルエッジを作った理由 ―そのきっかけやエネルギーについて―
先日の新潟出張で、メーカー代表者などの複数の方々とお会いしました。 おしゃべりの中で「なぜユニバーサルエッジを作ったのですか?・そのきっかけは?活動のエネルギーはどこから出てくるのですか?」などの質問をいただきました。 新聞やテレビの取材でもいただく質問なので、今回は「きっかけ・エネルギー」について書いてみたいと思います。 ◎ユニバーサルエッジを作ったきっかけ 26歳のとき、カフェ経営の修行のために訪れたレストランで使われていた包丁の「切れ方」を見て感動したことが最初のきっかけです。 ※当時は「片刃のシェフナイフ」と呼んでいましたが、ここではユニバーサルエッジと書きます 修行を続けていくうちに、ユニバーサルエッジの切れ方や包丁の使い方に興味を持ち、包丁の魅力にはまっていきました。 レストランが「研修生(田舎暮らし体験希望者)」を受け入れていたため、私の「教えるスキル」の修行も兼ねて、しばらくの間、研修生たちに包丁の使い方を教える機会をいただきました。 さらにその後、一般の方から受講料をいただいて、料理や包丁の使い方の教室を主催させていただくことに
2025年9月6日読了時間: 5分


和包丁はなぜ食材ごとに使い分けるのですか?
「和包丁はなぜ食材ごとに使い分けるのですか?」という質問をいただきました。 「洋包丁(三徳や牛刀)」は「肉・魚・野菜」なんでも切れるので不思議に思ったようです。 和包丁は、「柳刃・出刃・薄刃」に代表されるように、目的に応じて用意された「専用包丁」を使い分けます。...
2025年8月10日読了時間: 5分


ユニバーサルエッジの汎用性について ―本当の万能包丁―
ユニバーサルエッジは、これまでにどの万能包丁(洋包丁)も備えることができなかった「薄刃包丁の特徴(野菜の薄切り性能)」を備えています。 これまでの万能包丁は、出刃包丁と柳刃包丁の代用はできましたが、「薄刃包丁」の代用はできませんでした。 その理由は、刃線の中に薄刃包丁の特徴と言える「直線的な片刃」の部分を含んでいなかったからです。 薄刃包丁は、「薄切りのしやすさ」が特徴の野菜専用と言える片刃の和包丁です。 野菜の「薄切り」は、片刃の特徴が唯一活かされると言える作業なのですが、万能包丁は「両刃」しか販売されていなかったため、薄刃包丁と比較すると安定した野菜の薄切りは苦手でした。 ユニバーサルエッジは、洋包丁の刀身に薄刃包丁の「直線的な片刃の刃線」という要素を取り入れました。 それによって、野菜の薄切りのしやすさと同時に、薄刃包丁では実現できなかった「薄切りの刃離れ・砥ぎやすさ」も実現し、薄刃包丁以上の性能を備えました。 青い線の「直線的な片刃」は、これまでの万能包丁にない特徴です。 以下は一般的な和包丁と洋包丁を例に挙げ、ユニバーサルエッジの汎用性
2025年6月2日読了時間: 4分


片刃の違いあれこれ
「片刃」と言ってもいろいろあり、大きく分けると和包丁の片刃、洋包丁の片刃があります。 今回は片刃の刀身の断面の違いについて書きます。 ◎4種類の片刃の比較 以下の図は、左から「出刃包丁」「 前回紹介した動画で林さんが砥いでいた100均の包丁...
2023年11月27日読了時間: 2分


昔と現代の割り込み包丁の違い ―芯材5㎜の謎―
前回の投稿の後半部分で、「昔の割り込み包丁は、本当に割り込みにしなければならない事情があった」と書きました。 これについて「なぜですか?」という質問をいただいたので、今回はその詳細と、現代の割り込み包丁が片刃にできる理由についての補足です。...
2023年11月20日読了時間: 8分


刃離れ効果を生み出す包丁
「きゅうりの輪切り」など、薄く切った食材が包丁にくっつくと、まな板からきゅうりが転がって落ちたり、切るときのじゃまになったり、次の作業の前に並べ直しが必要になったりして作業効率が落ちます。 できるだけ薄く切った方が良いとわかっていても、食材を包丁からはがすのが面倒で薄切りを...
2023年7月18日読了時間: 7分


ユニバーサルエッジと和包丁の切り込み抵抗の違い
和包丁の片刃特有の扱いにくさを知っている方から、「ユニバーサルエッジは片刃ですが、使いにくくないですか?」と質問をいただきました。 これは片刃包丁のデメリット「切り込み抵抗(硬いものをまっすぐに切れない現象)」についての質問なのですが、私は「慣れればできますよ」とお伝えしま...
2023年7月4日読了時間: 5分


ユニバーサルエッジとは ―2つの進化の合流点―
和包丁と洋包丁、2つの包丁が進化するとどうなるかという話です。 まず、包丁を、3つのカテゴリーにざっくりと分けてみます。 カテゴリー1:和包丁 刃付け:片刃 素材:ハガネ ハンドル:木柄 特徴: 研ぎにくい(一般家庭で新品時の刃付けを維持できない)...
2023年5月19日読了時間: 5分


飲食店の「片刃のシェフナイフ」
先日、「ユニバーサルエッジ」を購入してくださったうなぎ屋さんに食事に行きました。 せっかくなので料理長が使っているシェフナイフを見せていただいたところ、全て片刃に砥いでありました。 写真は左側面です。 よく見ると3本とも左側に刃がついていません。 完全片刃になっていました。...
2023年1月5日読了時間: 2分


ユニバーサルエッジの峰の処理の工夫について
ユニバーサルエッジの峰の面取り、「ハイブリッド処理」について書きます。 ●峰のハイブリッド処理(意匠登録出願中) ユニバーサルエッジの峰の面取りは、「ハイブリッド処理」になっています。 ハイブリッド処理とは、通常の面取りに加え、利き手側手前半分をさらに念入りに面取りしたもの...
2023年1月2日読了時間: 4分


片刃は刃離れが良いの? ―毛細管現象―
先日、「片刃だから薄切りの時に刃離れが良いんですか?」という質問をいただいたので、その答えを書こうと思います。 答えは「いいえ」です。 薄切りの食材が包丁にくっつく理由は、包丁と食材の間の「水分(油分)」です(パンなどの水分の少ない食材はどんな包丁で切ってもくっつきません)...
2022年12月17日読了時間: 3分



