top of page

片刃の違いあれこれ

  • 2023年11月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:2025年6月1日



「片刃」と言ってもいろいろあり、大きく分けると和包丁の片刃、洋包丁の片刃があります。

今回は片刃の刀身の断面の違いについて書きます。



◎4種類の片刃の比較


以下の図は、左から「出刃包丁」「前回紹介した動画で林さんが砥いでいた100均の包丁」「ユニバーサルエッジ」「プロ用片刃洋包丁(プロが片刃に砥いだ洋包丁)」の刀身の断面の比較です。

グレー部分が刀身の断面、赤い部分が砥ぐ場所(切り刃)です。

左から、峰の厚さ(母材厚)は3㎜、1.2㎜、1.8㎜、2.2㎜というイメージです。

わかりやすく大げさに表現していますが、実際の砥ぎ角はもっと鋭角です。

片刃

刃先の拡大図を見てわかるように、左側の「出刃包丁・100均出刃」には小刃があります。


プロ用片刃洋包丁は小刃がなく大きなコンベックス形状の断面を例にしました。

※軽く小刃をつける人や、切刃をつけてしのぎ筋を出している人もいると思います


一番砥ぎやすいのは、小刃がなく砥ぐ面積が少ないユニバーサルエッジだとわかります。

また、切り刃の幅が狭いので、食材との間の毛細管現象を打ち消す力が大きく、刃離れ効果が高いのもユニバーサルエッジです。


他の片刃では、毛細管現象を打ち消す力はなく、刃離れ効果はほとんどありません(砥ぎ角や野菜の鮮度によって刃離れ効果は変わります)。


以上、片刃の断面の違いでした。


よかったら以下も参考にしてください。

刀身の断面の形や意味などについて記載されています。



片刃は砥ぎやすい?

ユニバーサルエッジと和包丁の切り込み抵抗の違い






最新記事

すべて表示
最近いただいた包丁関連の質問

最近いただいた質問とその回答です。 太文字が質問、その下が回答になります。 1:包丁ってどれも一緒じゃないの?なんでそんなに種類があるの? 使う人の好みや切る食材によって包丁にも違いがあります。 種類の多さの背景には、「実用品として必要なものだから」という理由の他に、「他人と違う包丁が欲しい」「もっと利益を出したい」など、使う側と作る側の思いもあると思います。 「衣類・スマホ・車」などに置き換えて

 
 
bottom of page