最近いただいた包丁関連の質問
- 2 日前
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最近いただいた質問とその回答です。
太文字が質問、その下が回答になります。
1:包丁ってどれも一緒じゃないの?なんでそんなに種類があるの?
使う人の好みや切る食材によって包丁にも違いがあります。
種類の多さの背景には、「実用品として必要なものだから」という理由の他に、「他人と違う包丁が欲しい」「もっと利益を出したい」など、使う側と作る側の思いもあると思います。
「衣類・スマホ・車」などに置き換えて考えるとわかりやすいかもしれません。
2:高い包丁と安い包丁の違いはなに?
使っている素材と作る手間が値段の差を生み出していることがほとんどですが、その包丁の単純な性能以外に、情報による付加価値で高価になることもあります。
やはりブランド品とノーブランドの違いなどで比較するとわかりやすいかもしれません。
3:やっぱり高い包丁を買った方がいいの?
どのように使うかによりますが、一般の家庭では1万円前後の包丁がコスパが良いかもしれません。
衣類などと同じで、高価なものの方が「ハズレ」は少ないと思いますが、高価な包丁は刀身が厚く重い傾向もあります。
結論としては、高い方が良いとは一概に言えません。
4:包丁は研がなくても大丈夫?買ってから一度も研いだ事ないです。
研いだ方が良いと思いますが、もし研いだ包丁を使ってみて感動が少なければ、研がないのもよいかもしれません。
研いだ包丁の方が作業が楽しくなる傾向があるので、一度試してみることをオススメします。
5:包丁が違うと野菜の味も変わりますか?
(サラダは苦手ですがお店でいただいた千切りサラダは美味しかったです)
厳密に言えば包丁が違うと野菜の味は変わると思いますが、同じ包丁でも切り方によって味が変わります。
味の違いがわかりやすいのは千切りサラダですが、ドレッシングをかけるとわかりにくくなると思います。
たとえば切れ味が悪い包丁でニンジンを切ると細胞が破壊され香りが強く出ます。
ニンジンの香りが好きな人は「おいしい」と感じ、嫌いな人は「まずい」と感じるはずです。
砥いだばかりの包丁を使っても、ドレッシングをかけたりすることで、お客様に届くころには味の違いわからなくなるかもしれません。
切れ味と味の関係については以下を参考に。
6:自分で研いでみたけど、砥石の選び方とか研ぎ方とかわからないです。
自分で砥ぐことに慣れれば料理がとても楽しくなると思います。
家庭で砥ぐ場合の砥石選びの目安は以下です。
・大きめのサイズ(70㎜×200㎜・刃渡りが長くても対応でしやすい・のびのびと作業ができる)
・非吸水性(水に浸す必要がない)
・レジンダイヤモンド(焼結ダイヤモンド)(割れない)
上記の砥石を使い、3日に1回、1分程度の「シームレス砥ぎ」をオススメしています。
7:包丁に寿命はありますか?
「家庭用万能包丁」という前提で書かせていただきます。
「寿命」という言葉の定義にもよりますが、家庭用万能包丁が新品時の性能を発揮できなくなるまでの寿命はあると思います。
ひとつの目安は、包丁を握った手の指がまな板にあたるかどうかです。
まな板に当たると「スライド切り」ができなくなるため、ある意味寿命が来たと言えますが、切り方を変えたりハンドルをまな板から手前に引いて切ることなどで回避することもできます。
また、家庭用万能包丁としての寿命が終わっても、次にペティナイフとして生まれ変わったと考えることもできます。
8:包丁にハマったきっかけはなんですか?
南伊豆にあるレストランのマスターが使っていた包丁で大根の薄切りを見たときからです。
切れた大根が美しくめくれていくのを見て同じように切ってみたいと思いました。
開発ストーリーはこちらです
9:初心者向けの包丁のおすすめのメーカーはありますか?
あります。
あえて書くなら日本最大手の貝印さんと、日本最小の弊社(株式会社Yui)です。
貝印さんは商品のラインナップが豊富で、「コスパ」という意味で初心者向けと言える包丁を扱っています。
弊社(株式会社Yui)は、初心者だった社長本人が初心者の頃に求めた性能を備えた包丁を販売しているのでおすすめです。
具体的には、初心者が体験しやすいケガを防ぐためにアゴと切っ先を丸め、さらにアゴ上と峰の角を丸めていることや、砥ぎやすさ重視の単純な刃付けの包丁を販売しています。
10:楽しく料理するには何本包丁あるといいですか?
保管場所や管理の手間を考えると、「ユニバーサルエッジ(片刃)」と「両刃」の2本で充分に楽しめると思いますが、専用の包丁がたくさんあった方がやる気が出る人も多いかもしれません。
11:包丁を使うのが怖いです
そのお気持ちはよくわかります。
包丁を使わないレシピもたくさんあるので、できるだけ包丁を使わず、安心して料理をすることも可能ですが、もし包丁を使うことにも興味がありましたら、ホームポジションやスライド切りなど、安全な使い方を意識することで怖さが軽減される場合もあるかもしれません。
弊社としましても、初等教育などで包丁の基本的な知識や安全な使い方を広めたいと考えています。
12:100均の研ぎ器やアルミホイルで研ぐより、やっぱりプロにお願いした方が切れ味は長持ちしますか?
おそらく長持ちすると思いますが、研ぎ方にもいろいろあるので、一概には言えないと思います。
100均の商品には素晴らしいものもたくさんあるので、100均の研ぎ器の方が優れている場合もあるかもしれません。
以上です。



