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よくある質問

​Q : 【包丁について】ユニバーサルエッジ(片刃の洋包丁)って初心者でも扱える?

A:ユニバーサルエッジの片刃は和包丁の片刃より刃が薄いので、和包丁の片刃に比べると扱いやすいです。 【薄切りをするときのコツ】 普段両刃の包丁を使っている方は、包丁を少し左に傾けるイメージで切ることがコツです。 ※右利きの場合 【大き目に切るときのコツ】 普段両刃の包丁を使っている方は、自分が思うより刃先の到着点を右にするイメージで切ります(※右利きの場合)。ユニバーサルエッジは母材厚が1.8㎜以下なので、刃が厚い和包丁の片刃よりもコントロールしやすいです。

​Q : 【研ぎ方】ユニバーサルエッジ(片刃の洋包丁)の研ぎ方は?

A:ユニバーサルエッジ(PROCEED)は「シームレス砥ぎ」で研ぎます。 包丁を砥石の対角線上におき、刀身をしならせ刃線全体を一度に砥石にあてて研ぐ方法です。 1分程度でできる簡単な砥方です。 以下をご覧ください。 https://www.katabayui.com/post/seamless

​Q : 【研ぎ方】おすすめの砥石は?

A:家庭用としてお勧めの砥石はダイヤモンド砥石です。 電着も焼結も一長一短ですが、既存の商品から予算に応じて2つの方法があります。 1:電着両面ダイヤモンド砥石(400・1000)&焼結6000 2:焼結1000&焼結6000 1:安価な方法として、電着両面ダイヤモンド砥石(400・1000)と、焼結6000の2つ持ちです。電着両面ダイヤモンド砥石は、土台が樹脂製のタイプが軽くて便利です。2つで15000円前後です。 2:焼結タイプの1000と6000の2つ持ちです。日本のサイトで買うと2~3万円と高価な砥石ですが、家庭レベルの研ぎなら一生使えると思います。 ダイヤモンド砥石について詳しくはコチラ https://www.katabayui.com/post/daiyamonndo

​Q : 【研ぎ方】研ぐ頻度やタイミング、研ぐ角度は?

A:砥ぐタイミングは、トマトの皮に刃が入りにくくなったり、切れ味が悪いと感じた時です。 砥ぐ頻度は1週間に1回程度、約2分でできる「シームレス砥ぎ」をすると簡単です。 慣れると1回1分以内で作業が終わります。 ユニバーサルエッジ(PROCEED)は17~18度程度をオススメしています。 2023年11月現在、PROCEEDをお買い上げの方には「研ぎ角度測定補助器具」を同梱しています。 是非ご活用ください。 ▼使い方はコチラ▼ https://www.katabayui.com/post/togiset

​Q : 【包丁について】ユニバーサルエッジは和包丁の片刃とどう違うの?

A:刃先からしのぎまでの距離(切り刃の幅)が違います。 ユニバーサルエッジ(片刃のシェフナイフ)は1.5㎜前後、和包丁は10㎜~30㎜ほどです。砥ぎ角に大きな差はありませんが、刃の厚さが違うため、切り刃の幅に差が出ます。 切り刃の幅が狭いユニバーサルエッジ(片刃のシェフナイフ)は、切り刃と食材の接触面積が少ないため、切った食材が右側にめくれる効果があります。 また、和包丁に比べて刃が薄いので、片刃のデメリットが改善され、刃離れやしなりを利用した砥ぎやすさなどのメリットが引き出されています。

​Q : 【包丁について】いままでにユニバーサルエッジが(片刃のシェフナイフ)がなかったのはなぜ?

A:以下の記事を御覧ください

​Q : 【包丁について】割り込み包丁を片刃に研ぐことは可能ですか?

A:条件によって可能です。以下の記事を御覧ください

​Q : 【包丁について】PROCEEDの切れ味はよいの?

A:家庭レベルでの現実的な切れ味です。「コストのかかる究極の切れ味」よりも、「手軽に維持できる飾らない切れ味」を追求しています。詳しくは記事を御覧ください

​Q : 【その他】家庭用のまな板はどんなものがオススメですか?

A:コスパや衛生面、刃当たりなどトータルな面から、ポリエチレンのまな板をオススメしています。 色は汚れや食材の色がわかりやすい白が便利です。 和包丁をお使いの方には、特殊エラストマーの柔らかいまな板をオススメします。木のまな板は、家庭用にはメンテナンスや衛生面などからオススメしていません。

​Q : 【研ぎ方】砥石と簡易シャープナーはどっちがいいの?

A:砥石をオススメしています。簡易シャープナーは、刃が傷み、刃線も乱れ、包丁の寿命も短くなります。 ユニバーサルエッジ(新型万能包丁)のような「しなる包丁」があれば「砥石+シームレス砥ぎ」が使えるので、包丁を選ぶときは、刀身が薄いものを選ぶことをオススメします。

​Q : 【包丁について】なぜ和包丁は刃が厚いものが多いのですか?

A:理由は主に3つあります。 「1:金属の特徴」「2:技術の不安定さ」「3:生活様式」   1:昔の金属の特徴によるもの 刃物は、基本的に薄いほど良く切れますが、昔の金属は刃欠けしやすく品質が安定しなかったため、強度を出すためにはある程度の厚さが必要でした。現代の金属は刃欠けしにくく品質も安定しているので、刃を薄く作ることが可能です。    2:技術の不安定さによるもの 昔の包丁は「手作り」だったため、現代の刃物のように刀身の厚みが均一になりませんでした。厚みが不均一な刀身は折れたり曲がりやすいため、技術の不安定さによる強度不足を刃の「厚さ」で補っていたと考えられます。 現代の技術があれば、より薄く、より均一に刀身を作ることができます。   3:生活様式によるもの 昔は各家庭で鶏や魚などを解体していたので、骨を叩き割るための重さ(厚さ)があると便利でした。 現代は、家庭で骨を断つことがほとんどなくなり、厚い刃が無用になりました。     上記の理由から、昔の和包丁の刃は厚かったのですが、現代でもその文化を受け継いでいるためか、和包丁の刃は厚い傾向があります。私は、家庭用包丁としては「薄くて軽い刀身」が好きなので、和包丁は使いませんが、一部のプロや愛好家の間では、厚みのある刃の和包丁が好まれています。

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