包丁メーカーや販売店のみなさまにお願いがあります。
みなさまの事業所に「洋包丁の片刃化・ユニバーサルエッジ」についてお問い合わせがあった場合、わからないことがありましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。
ユニバーサルエッジは、刃付けは単純ですが、各条件の組み合わせが単純ではないため、お客様の問い合わせに対してできるだけ正しい情報をお伝えできればと思っています。
また、みなさまの得意な分野で、弊社の活動に協力していただけませんか?
包丁メーカーや販売店に「ユニバーサルエッジ」についてお問い合わせをくださるお客様は、以下の動画のような刃離れと安定感をお求めになっていると思います。
これらを実現するには、いくつかの条件の「適切な組み合わせ」が必要です。
※「ユニバーサルエッジ」については以下を参考に
この数年、ユニバーサルエッジの登場によって「片刃の洋包丁」に対する関心が高まりつつあり、ネット上では弊社関連の記事の検索結果もトップページに表示されるようになりました。
※ネット上での最新のニュースは3月2日のヤフーニュースです(2025年3月11日現在)。
「ウチのより100倍切れる」動画再生回数は1億回以上! 刃離れの良さに優れた包丁「プロシード」【しずおか産】
包丁メーカーや包丁の販売店を経営する方々にも、片刃の洋包丁関連の問い合わせが増えていると思います。
実際、東京ビッグサイトで行われたインターナショナルギフトショーに参加した後、日本の商社だけでなく、オーストラリア、ベトナムなどからオファーがありました。
また、インドや北米からのオファーはそれ以前からあり、他の包丁メーカーにも「片刃の洋包丁」について問い合わせがあったと聞きました。
今後も弊社は様々なイベントに参加する予定があるため、日本の刃物業界全体に、国内外からユニバーサルエッジについて問い合わせが増えると思います。
◎協力してくださる企業さま募集
冒頭に太文字で書いたように、現在株式会社Yuiは、ユニバーサルエッジの普及に協力してくださる企業さまを募集しています。
主に販売代理店とユニバーサルエッジの製造の協力をいただきたいのですが、その他、砥ぎ関連や教育など、各企業さまの「得意分野」の範囲で、どのようなことでも歓迎です。
◎自社製のユニバーサルエッジを販売したい企業さま
もし「自社でユニバーサルエッジを製造販売したい」ということでしたら、弊社から様々な事情などを説明させていただきますのでご連絡ください。
包丁業界の中の複雑な事情があり弊社だけでは決断できないことがあります。
いつかはユニバーサルエッジの製造販売を希望する全ての包丁メーカーが自社製のユニバーサルエッジを販売できる仕組み作りができたらと考えています。
弊社公認のユニバーサルエッジを販売し、ユーザーの期待通りの包丁を提供することで、国内外からの支持が得られ、日本製刃物の信用を保てると思います。
◎ユニバーサルエッジを販売するメリット
しばらくお待ちいただくことになりますが、ユニバーサルエッジは販売にあたり以下のようなメリットがあり、「販売することが楽しい包丁」と言えます。
・特徴がわかりやすい
・伝えやすい
・誇張しなくてよい
・販売がストレスにならずWinWinの関係ができる
・SDGs達成度が高い
・万能包丁の主流になる可能性が高い
以下、各項目ごとに説明します。
・特徴がわかりやすい
ユニバーサルエッジは、「薄切りの刃離れ」と「安全性」が視覚的に(映像的に)わかりやすいです。
買う側が包丁の特徴を理解しやすいので気持ちよく購入できます。
・伝えやすい
上記のように「薄切りの刃離れ」と「安全性」が視覚的に説明できるので、セールスポイントが明確です。
販売する側も特徴を伝えやすく、営業がとてもスムーズに進みます。
ブログ「世界一の安全性能」も参考に
・誇張しなくてよい
実演や動画などで、自社製品の性能の良さや他の製品との差を見せるため、切れ味の性能を誇張する場合があると聞いたことがあります。
これはある意味ユーザー本位ではなく、企業の存在理念に反し、社会貢献とは言えません。
ユニバーサルエッジは独自性がある包丁のため、誇張なく事実を伝えるだけで販売ができます。
・販売がストレスにならずWinWinの関係ができる
これまでの両刃の包丁の販売活動では、「切れ味」という「見えにくいもの」を伝える必要がありました。
中には、あえて切れ味を落とした包丁と比較することで、売りたい包丁を販売する店もあると聞きます。
実演販売の現場には、程度の差こそあれ「誇張」「背伸び」「事実と違うこと」などがあり、ユーザーの不利益になるだけでなく、販売する側もストレスになることがあります。
一方ユニバーサルエッジで実演販売をすると、両刃と比較してはっきり違う現象を紹介することができるため、その場が笑いと感動に包まれます。
ユーザーにとっては買って嬉しい包丁、販売する側にとっては売るのが楽しい包丁です。
つまり、販売することがストレスにならず、WinWinの関係が作れる包丁です。
※もちろんデメリットもありますので、実演ではデメリットにも必ず触れます
・SDGs達成度が高い
包丁の寿命の長さと汎用性の高さによって、金属を作るためのエネルギー、そしてユーザーにとっては購入費用や包丁の保管場所、メンテナンスなど、様々なコストが大幅に節約できます。
また、使用上危険な部位の面取りをし、安全性能については現時点で世界一です。
快適な料理作りには、ケガや出血による痛みや感染症の予防も欠かせません。
面取りは、包丁を洗うスポンジやタオルの消耗も和らげます。
資源の節約や安全性など、ユニバーサルエッジは、SDGs12の「つくる責任」の達成度が高い包丁です。
資源の節約については→4万食作った包丁と新品の包丁の比較
安全性能については→世界一の安全性能
・万能包丁の主流になる可能性が高い
弊社は、日本の世帯数5千万のうち、その2割の1千万世帯が日常的に包丁を使っていると考えています。
弊社独自のアンケートによると、ユニバーサルエッジはその1千万世帯のほとんどのニーズに応えることができる包丁です。
また、ペルシア語圏・インド・ヨーロッパ・北米からの反応が多くあり、場合によっては海外でも数百万丁の需要が見込めます。
ユニバーサルエッジは、近代の刃物用鋼材の高い性能によって刀身が薄くなり、刀身が薄くなることによって裏スキがなくなった片刃包丁なので、「進化した和包丁」と表現することも可能です。
片刃という「和のテイスト」を含むため、日本製の新しいカテゴリーの包丁として海外でも受け入れられるはずです。
◎刃付けは単純・組み合わせが単純ではない
「ユニバーサルエッジ」は、刃付けそのものは単純なのですが、単に刃先の片側を砥いだ包丁というわけではなく、「刃先厚」「砥ぎ角」「刀身全体の厚さ(強度バランス)」「刀身の強度に合わせたソリの度合い」「鋼材の硬さ」などの組み合わせによって、高い性能を発揮します。
組み合わせが単純ではないため、既存の洋包丁の刃先を「片刃」にするだけでは、ユニバーサルエッジの性能を求めるお客様の期待に応えることは困難で、ユーザー本位のサービスとは言えません。
お客様から「ユニバーサルエッジ」について問い合わせがあった場合、不明点があればどんなことでも弊社にご相談ください。
誤った情報によってユーザーの不利益にならないように助言させていただきます。
◎切れ味の先にあるもの
包丁は「切れ味」が大切ですが、上質な刃物用鋼材や、情報網、流通網が普及した現代、「切れ味」は、包丁の値段に応じてほぼ横並びになりました。
量産型の家庭用万能包丁の切れ味も安定して高いレベルに達しているため、環境や職人の才能に依存していた時代のような「群を抜いた切れ味の包丁」はなく、「切れ味抜群」という宣伝は過去のものになりつつあります。
近年の家庭用万能包丁に求められる性能は、「切れ味」の先にある新しい付加価値です。
ユニバーサルエッジは、「薄切りの刃離れ・砥ぎやすさ・汎用性・安全性・SDGs達成度(つくる責任)」などで他の包丁との明確な差があります。
これらは全て「切れ味の先にあるもの」と表現することができ、高い付加価値を備えた包丁として世界の家庭用万能包丁をリードできます。
◎販売代理店をしていただける場合
2024年、紫玉ねぎのみじん切りの動画が1億回以上再生されてから、世界中から問い合わせがあり、包丁ユーザーの期待度の大きさを実感しています。
包丁ユーザーの笑顔や利益のためには、今後、日本国内はもちろん、海外からの問い合わせに対しても、「ユニバーサルエッジ」のメリットもデメリットも合わせた正確な情報を発信していくことが大切だと考えています(※)。
そのため、販売代理店をしていただける場合、ユニバーサルエッジについてある程度の知識や実演の技術を身に付けていただきたいと考えています。
具体的には、リモートでの面談で意思確認をさせていただいてから、習得していただきたい基礎知識や実務についてお話させていただきます。
※ユニバーサルエッジのデメリットについてはこちら
◎増産が必要
現在ユニバーサルエッジは、「国内の供給が追いつかず、海外向けの商談ができない」という状況です。
日本の刃物業界のみなさまからご協力をいただければ、世界へユニバーサルエッジを供給することができます。
また、増産にあたり国外生産も考慮するべきなのか、そのあたりの状況について弊社は詳しくないため、助言をいただけると嬉しいです。
◎本物のユニバーサルエッジを
「ユニバーサルエッジ」は、10万食を作った経験と150丁の包丁を研究し、試行錯誤しながら得たデータを統合して現在の形になりました。
明治時代に日本に伝わったとされる洋包丁は、その便利さから日本で急速に普及しましたが、100年以上経った現在、その洋包丁が和包丁の要素を取り入れることでさらに便利になり、世界から注目されています。
グローバル化が進む現代、食や刃物もグローバル化が進んでいます。
日本の刃物業界が「ユーザー本位・社会貢献」の意識でひとつになり「本物のユニバーサルエッジ」を安定供給できれば、世界の包丁の歴史に大きな功績を残すことになると思います。
以上です。
弊社の活動に協力してくださる方からのご連絡をお待ちしています。
最後までありがとうございました。