私が考案する刃付けの片刃のシェフナイフは、
「刃離れ」が魅力の包丁です(写真右側)。
刃離れが魅力の包丁といえば、
「穴あき・リブ付き・ディンプル・低摩擦コーティング」などの包丁があります。
片刃のシェフナイフ「結」は、「刃付け」を工夫することで刃離れを良くしています。
きゅうりの輪切りで比較してみました。
▽切比べに使用したのは以下の7丁の包丁です▽
①ダイソー穴あき三徳 (穴あき)
②貝印 GRACEダブルリブ (穴あき・リブ付き)
③グレステン右刃 (ディンプル)
④STONIA (低摩擦コーティング系)
⑤スーパーストーンバリア (低摩擦コーティング系)
⑥MACノンスティック (低摩擦コーティング系)
⑦結 (片刃のシェフナイフ・実用新案登録第3227805号の刃付け)
▽切比べ動画▽
①ダイソー穴あき三徳 (穴あき)
価格 110円
※左手の猫の手が穴に当たって少し痛いです
※肉の脂が穴の中に入ると不衛生かと感じました
②貝印 GRACEダブルリブ (穴あき・リブ付き)
価格 2000円前後
両刃ですが、右側にリブがついているので「右利き用」です。
※左手の猫の手が穴に当たって少し痛いです
※肉の脂が穴の中に入ると不衛生かと感じました
※包丁の箱には優れた「切り離れ」と表記され、優れた「刃離れ」とは書いてありませんでした
③グレステン 右刃 (ディンプル)
価格 13000円前後
両刃ですが、右側面にディンプルがあるので「右利き用」です。
左側にディンプルがついているものは「左刃」として売られています。
※左右にディンプルがついているものはありません
④STONIA (低摩擦コーティング系)
価格 900円
模様つきのコーティングで、⑤のスーパーストーンバリアと似ています。
どこかのドラッグストアの安売りコーナーで買ったものです。
⑤スーパーストーンバリア (低摩擦コーティング系)
価格 9000円前後
低摩擦系コーティングの中では一番凸凹があり、その凹凸でくっつきを軽減しようとしているように感じます。
⑥MACノンスティック (低摩擦コーティング系)
価格 8000円前後
滑りの良い平らなコーティングに感じました。
砥ぎが鋭く、切り込みが軽いのが特徴です。
⑦結 (片刃のシェフナイフ・実用新案登録第3227805号の刃付け)
価格 9800円
穴もリブもディンブルもないので洗いやすく衛生的です。
感想:
今回使用した「結」以外の両刃包丁は、薄く切ろうとするほど包丁が右側に滑り落ちやすく、不安定になるため、厚さを揃えようとするとどうしても厚切りになる傾向があります。
玉ねぎ、大根、人参、ショウガなどの薄切りもほとんど同じ結果です。
いろんな包丁があって面白かったです。
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