今回は基本の切り方「スライド切り」を紹介します。
「スライド切り」はトントントンというリズミカルな音が特徴の、早く安定した切り方です。
断面にツヤが出るのも特徴です。
私自身、普段からスライド切りを使っています。
包丁の基本になる切り方なので、ぜひマスターしてください。
1: 包丁のホームポジションに構えます
包丁のホームポジションについてはコチラ

2: 包丁をまな板と平行に引き上げます

3: 前に出してホームポジションに戻します

「スライド切り」は、素早く安定して切ることができ、切った食材の断面にツヤも出ます。
比較的小さな食材を切る時に使います。
リズム良く切ってみました。
※再生すると動画がはじまります
●捕捉 ユニバーサルエッジでスライド切りをするとき
PROCEEDなど、初めて片刃の洋包丁(ユニバーサルエッジ)を使う時は、包丁を少し左に傾けるイメージで切るのがコツです。

写真の傾きはあくまでも「イメージ」ですが、普段両刃の包丁を使っている人は、頭の中でこの程度の傾きをイメージしながら切ると、まっすぐに切ることができます。
実際は、片刃で1㎜前後の薄切りをするときは、包丁を直角にかまえれば直角に切ることができます。その理由は、食材が右側にめくれるから(右側からの力がかからないから)です。

以上、スライド切りについてでした。