今回は包丁のホームポジションについて書きます。
サイト内でも紹介していますが、ブログでも紹介します。
① まず、まな板に対して平行に立ちます
右足をひいて、まな板と骨盤の角度が45度になるようにします
② 包丁を、上から見てまな板に対して90度にかまえます。
食材にもよりますが、基本的に刃元側でかまえることが多いです。
③ 包丁を、手前から見てまな板に対して90度にかまえます。
④ まな板の上で、刃線の直線部分が落ち着くように置きます。
これが「ホームポジション」です。
家庭での作業のほとんどが、ホームポジションから始まります。
Q:ホームポジションにかまえるのはなぜ?
包丁を戻す場所を意識しやすくし、フォームを安定させるためです。
「ホームポジションから始めて切る」・「食材の上から始めて切る」、このふたつを比較すると、ホームポジションの大切さがわかりやすいです。
食材の上から切り始めると次の動きがわかりにくくなること、「スライド切り」を使うことが適切な場面で「スイング切り」になってしまうこと、リズムに乗った作業がしにくく、食材の厚さが不安定になることなどがわかります。
以上、包丁のホームポジションでした。