「ユーザー本位の包丁作り」の取り組みのひとつとして、「セーフティーマーク」を設定しました。
弊社が定めた「4つの安全性能」を備えた包丁であることを証明するものです。
◎四つ葉のクローバー
セーフティーマークのモチーフは、幸運の象徴として世界中に知られている「四つ葉のクローバー」です。
4つの安全性能を「四つ葉のクローバー」と「包丁の刀身」のイメージで表現しました。
以下が「UES(ユニバーサルエッジ セーフティーマーク)」です。
準備ができ次第、下記デザインの小さなシールを添付させていただきます。
※3月発送分からの予定です

◎ユニバーサルエッジの4つの安全性能
ユニバーサルエッジには、痛みやケガを防ぐポイントとなる以下の4つの安全対策が施されています。
1:切っ先の丸め
2:アゴの丸め
3:アゴ上の処理
4:峰のハイブリッド処理
以下、各処理の拡大写真です。
1:切っ先の丸め
「突き」の作業に影響のない程度に丸め、同時に切っ先の欠けに対する耐久性も上がります。
不意のケガを防ぐだけでなく、包丁の寿命も伸びます。

2:アゴの丸め
アゴを使う作業に影響のない程度に丸め、不意のケガを予防するだけでなく、同時にアゴの欠けに対する強度も上がります。


3:アゴ上の処理
面取りによって指の傷みやケガを防ぎます。


4:峰のハイブリッド処理
峰の利き手側手前半分の面取りによって、峰の機能性を損なわず指の痛みやケガを防ぎます。

※4つの安全性能については、SDGs12「つくる責任」 ―世界一の安全性能― も参考に
ケガや痛みの原因になることがわかっている部分については、あらかじめ安全対策を施すことがユーザー本位の包丁作りだと言えます。
また、「ユニバーサルデザイン」や「SDGs12つくる責任」という視点からも安全性の向上は重要です。
自動車の安全装備として「アンチロックブレーキ・エアバッグ・バックモニター・衝突軽減ブレーキ」などが定着したように、包丁にも、4つの安全性能があたりまえのように定着する時代が来ることを願っています。
「四つ葉のクローバー」を見たときは、弊社の願いやユニバーサルエッジの安全性能を思い出していただけたら嬉しいです。
以上です。