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理想の家庭用砥石セット ―ダイヤモンド砥石セット―

  • 12 分前
  • 読了時間: 7分

株式会社Yuiが、これまでの実演販売や包丁談義などを通して「ユーザー本位」で考えたダイヤモンド砥石のセットです。

「レジン(焼結)」と「電着」のセットで、低コストで大きな効果を出すことができます。



ダイヤモンド砥石のセット

左から、箱・レジン6000・電着1000



上が電着1000・下がレジン6000




◎砥石セットの主な対象と目的


この砥石セットをオススメする主な「対象」は、包丁に強いこだわりがなく、「トマトや鶏肉が気持ち良く切れればよい・手軽に砥ぎたい」という一般家庭の包丁ユーザーですが、高い汎用性があるので、実際はすべての包丁ユーザーにお使いいただけます。


この砥石セットの主な「目的」は、低コストで手軽に新品時の切れ味を維持することです。

ダイヤモンド砥石なので、作業に慣れれば1分以内で新品時の切れ味を復活させることが可能です。

※ユニバーサルエッジの場合


包丁を砥ぐみなさまに、「ダイヤモンド」という素材をベースにした砥石の魅力を知っていただけたらと思います。




◎セット内容


「レジンダイヤモンド砥石(焼結ダイヤモンド砥石)6000番」と「電着ダイヤモンド砥石1000番」のセットです。



【各サイズ】


・レジンダイヤモンド砥石

サイズ:75㎜×200㎜×16㎜

重さ:640g


・電着ダイヤモンド砥石

サイズ:62㎜×152㎜×2㎜

重さ:約70g





◎レジンと電着の特徴


レジンは寿命が長いですが、研削力は電着より弱いです。

電着は寿命が短いですが、研削力はレジンより強いです。


レジンはダイヤモンドの砥粒が練りこんであり、電着はダイヤモンドの砥粒が表面に並んでいるイメージです。


電着は「紙ヤスリ」の構造と似ています。

下図は各砥石の断面のイメージです。





◎使い方


・レジンダイヤモンド砥石6000番

普段はこの砥石で砥ぎます。

砥石を濡らし硬く絞ったふきんの上に乗せて使います。

包丁の刃線を砥石の対角線上に乗せて「シームレス砥ぎ」をします。

使用後は面を水洗いしてください。

数回に一度、付属の電着ダイヤモンド砥石でフラッシングをオススメします。

電着ダイヤモンドでフラッシングすることで、汚れが落ちるだけでなく、レジンダイヤモンド砥石の面を平らに保つ役割も果たします。

※ここでの「フラッシング」とは、レジンダイヤモンド砥石の汚れを取ることです



・電着ダイヤモンド砥石1000番

普段はフラッシング用としてお使いください。

もちろん通常の電着ダイヤモンド砥石としてお使いいただけます。

刃付けを急ぐ場合や小さな刃欠け直しに適した砥石です。





◎こんな人にオススメ


・とりあえず砥石が欲しい

ダイヤモンド砥石なので包丁の素材を選びません。

しかも家庭用万能包丁用に最適な組み合わせとして考えられた2種類のダイヤモンド砥石です。



・どんな砥石を選んでよいのかわからない

この2種類のセットをオススメします。

両方とも、水に浸す必要がなく落としても倒しても割れない便利な砥石です。



・粒度の違うレジンを2つ揃えるより安価にすませたい

レジンを2つ揃えると2万〜3万円近くなります。



・レジンと電着のどちらにも興味がある

2種類のセットなので同時に比較しながら使い分けていただけます。





◎発売の経緯


包丁談義や実演販売で多くいただくのが、包丁研ぎに関するお悩みです。


新品時の包丁の切れ味はとても気持ち良いですが、包丁メーカーが砥いだ新品の包丁の切れ味は家庭で再現することができません。

新品時の切れ味を復活させるためにメーカーの「砥ぎ直しサービス」を利用すると、時間と費用がかかってしまいます。

また、砥ぎ直しサービスに出している間には、代わりの包丁が必要になります。

多くの包丁ユーザーが抱える「切れ味が落ちたとき、自分でで簡単に砥ぐことができれば・・・・」というお悩みを解決するために考えた砥石のセットです。


レジンダイヤモンド砥石も電着ダイヤモンド砥石も、すでに知られている砥石ですが、レジンと電着のセット販売はありません(弊社調べ)。





◎なにが便利なのか


上記とくり返しになりますが、もう一度説明させていただきます。


・水に浸さずに使える

ダイヤモンド砥石はレジンも電着も非吸水性なので、水道水で軽く濡らすだけですぐに使えます。

※従来型の吸水性砥石は砥ぐ前に10~20分ほど水に浸す必要があります



・周囲が汚れにくい

水を使う量が少ないので周囲が汚れにくく、後片付けが簡単です。



・どんな包丁でも砥げる

どんな金属よりも硬いダイヤモンド素材なので、砥げないものがないため。お手持ちの包丁の素材を調べる必要がありません。



・短時間で研げる

やはりどんな金属よりも硬いダイヤモンド素材なので、研削力が高く、作業時間が節約できます。

電着ダイヤモンド砥石は従来型砥石の10倍の研削力があるという話も聞きます。

作業時間は、3日に一度1分程度の作業、または1ヶ月に一度10分程度の作業が目安です。

※ユニバーサルエッジの場合、新品時の切れ味が「実用的な最高レベル」の切れ味で出荷しているため、短時間の作業で新品時の切れ味を維持することができます。



・砥石が割れない

レジンも電着も金属ベースなので、倒しても落としても割れません。

※従来型のセラミック砥石は割れることがあります



・長く使える

ダイヤモンドは硬い素材なので、「減り」が少なく、長く使えます。

レジンダイヤモンド砥石は弊社の実務経験から推測すると、一般家庭では20年以上使えます。

※電着ダイヤモンド砥石は、表示された番手として機能するのは、多くても十回程度の使用が限度ですが、その後は粒度の細かい砥石の代用として長く使えます



・フラッシングができる

レジンダイヤモンド砥石の表面を電着ダイヤモンド砥石でこすります。

電着ダイヤモンド砥石の強い研削力を利用し、レジンダイヤモンド砥石の表面に付いた鉄粉などの汚れを落とすことができます(フラッシング)。

フラッシングによって砥石表面のコンディションを一定に保つことができます。

→電着の強い研削力によってレンジの表面が粗くなりますが、包丁を砥ぐと元に戻ります



・簡単な共擦りができる

※上記フラッシング作業は、表現を変えると「共擦り」とも言えます


電着ダイヤモンド砥石を使い、レジンダイヤモンド砥石と擦り合わせることで、レジンダイヤモンド砥石表面の微妙な凹凸を平らにすることができます(共擦り)。

それにより裏スキのある刃物も精度高く砥ぐことができます。

家庭用万能包丁は、レジンダイヤモンド砥石の表面を平らにしなくても砥げます。

砥石の平面について詳しくは以下を参考に



・刃欠けにも対応できる

電着ダイヤモンド砥石の「1000番」は、レジンダイヤモンド砥石のフラッシングや共擦りに使えますが、もちろん通常の砥石としても使えます。

小さな刃欠けに対応できる粒度なので、レジンダイヤモンド砥石(6000番)との組み合わせでほとんどの砥ぎ作業に対応できます。



・コスパが良い

「20年使う」という前提で計算すると、年間約600円、1ヶ月約50円です。

メーカーの砥ぎ直しサービスを月に一度利用すると、年間数万円かかります。

ベースが金属なので、「割れない」ということも高コスパの要因です。



・安価

弊社のダイヤモンド砥石セットは、市販品として最も安価な部類に入ります。





◎なぜあまり普及していないのか


家庭用万能包丁を手軽に砥ぐには、ダイヤモンド砥石ほど便利なものはありませんが、以外にも普及されたのは最近のようです。


なぜこんな便利なものがなかったのでしょうか。

それは、家庭に普及できるほどの安価なダイヤモンドや、それを安価に加工する技術がなかったからです。

新カテゴリーの「ユニバーサルエッジ」も、靭性の高いステンレスと、金属を薄く均等に延ばす技術がなかった時代には作れませんでした。

包丁も砥石も時代の進化と共に進化しています。

※「ダイヤモンド砥石を販売すると他の砥石が売れなくなる」という理由もあるかもしれません。




余談:予算が豊富で研究熱心な人は


予算が豊富で研究熱心な人は、入門編として高価なレジンダイヤモンド砥石を粒度別に3種類ほど購入し、様々な実験をすることをオススメします。

もちろん従来型の天然砥石などを使い、「包丁道」を極めるのも楽しいと思います。

包丁道(砥ぎ)を極めるために、数百万円分の砥石を所有している人もいます。

「包丁砥ぎに正解はない・砥ぎの道には終わりがない」ということを肌で感じるのも楽しいと思います。



以上です。

 
 
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