top of page

ユニバーサルエッジの砥ぎやすさ

更新日:2023年6月25日


先日、「テスラ社」のツイートで、以下のような内容を目にしました。



「テスラのクルマのメンテナンスは、想像以上にシンプルでスマート。 メンテナンス項目の少なさに、驚く方も多いはず」

(テスラ社twitterより引用)



「メンテナンスのシンプルさはユニバーサルエッジにも言えるかも!」と思い、私も考えてみました。



「ユニバーサルエッジの研ぎ作業は、想像以上にシンプルでスマート。作業項目の少なさに、驚く方も多いはず」



以下、「和包丁」「一般的な万能包丁」「ユニバーサルエッジ」で、砥ぎ作業の工程を比較してみました。




◎各包丁の作業工程

※状況によって作業の手順や内容が変わる場合があります


●和包丁


砥石を20分水に浸す(浸さなくてよい砥石もある)

切っ先を砥ぐ

刃中を砥ぐ

刃元を砥ぐ

刃線の乱れを直す

裏を砥ぐ

小刃をつける

包丁をお湯で洗う

乾いたタオルで水分を拭き取る

油を塗って保管

砥石の面直しをする

砥石を洗う

砥石の水分を乾かす

乾燥が完了したら砥石をしまう


※一般家庭では新品時の刃付けが再現できない場合があり、砥ぎ師にお願いすることが多い

備考:

柳刃包丁・薄刃包丁・出刃包丁など必要に応じてそれぞれ研ぎます。



●一般的な万能包丁


砥石を20分水に浸す(浸さなくてよい砥石もある)

右側面の切っ先を砥ぐ 刃中を砥ぐ 刃元を砥ぐ 左側面の切っ先を砥ぐ 刃中を砥ぐ 刃元を砥ぐ 刃線の乱れを直す 刃先のカエリをとる 包丁を洗う タオルで水分を拭き取る 砥石の面直しをする 砥石を洗う

砥石の水分を乾かす

乾燥が完了したら砥石をしまう


※一般家庭では新品時の刃付けが再現できない場合が多い

※シームレス砥ぎができる包丁もあるため、行程は一部省略できる場合がある

●ユニバーサルエッジ

※株式会社Yui推奨の方法


ダイヤモンド砥石を濡らす(レジン6000番)

シームレス砥ぎで一度に全部の刃線を砥ぐ

左側のカエリをとる

※裏はベタ砥ぎではなく、峰を数ミリ浮かせて刃先を軽く砥いでバリを取り除きます(刀身は砥石に触れません)

包丁を洗う

砥石を洗う

砥石を拭いてしまう


※新品時の刃付けが再現できる

シームレス砥についてはこちら

https://www.katabayui.com/post/seamless


以上、砥ぎ作業の比較でした。

Comments


Commenting has been turned off.
bottom of page