ユニバーサルエッジを安心して砥いでいただくため、2023年6月20日発送分のユニバーサルエッジから、「簡単包丁砥ぎセット」を無料で同梱させていただきます。 ※過去にユニバーサルエッジをご購入のみなさまにも、無料でご提供させていただきます(後述)。 簡単包丁砥ぎセットの内容は、「包丁砥ぎ角度測定補助器具(以下 角度測定器)」と、包丁の角度を固定する「角度ホルダー」の2つです。 <簡単包丁砥ぎセット>
写真左が角度測定器、右が角度ホルダー
「角度測定器」は、水平器を使い、任意の角度を測るものです。
冷蔵庫のメモ留めとして使えるので紛失の心配もありません。
詳しくはこちらを参考に。
https://www.katabayui.com/post/togikaku
※ユニバーサルエッジ用は18度に設定しています。
「角度ホルダー」は、ドーム型のガラスを使って包丁の角度を固定するものです。
従来の角度ホルダーとは違い、包丁に貼り付けるタイプです。
2つともまだ正式に商品化されていないため、商品名もなく試作レベルのものですが、砥ぎ作業の便利アイテムです。
従来型角度ホルダー(左)と新型角度ホルダー
下の比較図のように、従来型の角度ホルダーより高性能です。
従来型との比較
※新型も従来型と同じく摩耗しますが、解決する方法が数通りあり、現在検討中です。 <使い方>
1:角度測定器の高さのある方を刃先に向け、気泡菅を刃線に対して直角に乗せる。
2:角度測定器の気泡が真ん中になるように包丁を傾け、その角度を維持できる位置に角度ホルダーを貼る。 ※貼る位置はだいたい写真の場所あたりですが、角度ホルダーの厚さにばらつきがあるため、さらに内側に貼る場合もあります
包丁と角度ホルダーに目印をつければ次回から角度測定器が不用になります
3:砥石の対角線を使いシームレス砥ぎをする。
シームレス砥ぎ動画(角度ホルダーは使っていません)
砥石の対角線上に包丁を置き、刀身をしならせる「シームレス砥ぎ」が最も簡単な方法なのですが、包丁をしならせることが不安な方は、おさえる場所を変えながら少しずつ砥ぐこともできます。 お勧めする砥石は、長さ200㎜以上のタイプ(「刃の黒幕」は200㎜以上あります)です。 番手は6000番以上が適していると思います(それ以下の番手で砥ぐこともできます)。 4:反対側のバリをとる
上記動画の最後の行程です。 バリはほとんど出ないのですが、峰を数ミリ浮かせて反対側のバリをとります。 週に2回砥げば、動画のように1分以内で仕上がり、切れ味も落ちず、包丁も長持ちします。 5:仕上がりのチェック 砥ぎの仕上がり具合のチェックは下記ブログ内「◎正しく砥げているか確認する方法」 を参考にしてください。 「砥ぐタイミング・砥げているかの確認方法」 https://www.katabayui.com/post/timing ◎使える回数 砥ぎ作業中に角度ホルダーも擦り減りますが、ホルダーを少し回転させることで砥石に当たる場所を変えることができるので、基本的に十回以上使えます。 ◎コツ 刃先側に力を入れることで、角度ホルダーの減りの度合いを抑えることができます。 ◎慣れ 作業に慣れることで、角度測定器や角度ホルダーを使わなくてもシームレス砥ぎができるようになります。 ◎応用 角度測定器と角度ホルダーは、他の包丁やカスタムにも応用できます。 ◎展望 このセットは、現在は試作品としての仕上がりですが、将来、デザインや素材を変え、さらに利便性をアップして商品化したいと考えています。 現在、角度測定器や角度ホルダーの「製造・販売」をしてくださる企業様を探しています。 進展があり次第お知らせします。 ◎過去にユニバーサルエッジをご購入されたみなさま
過去にユニバーサルエッジをご購入の方には、「簡単包丁砥ぎセット」を無料でプレゼントいたします。
お手持ちの包丁の写真とご購入時のお名前、送り先住所を明記の上、下記メールアドレスまでご連絡ください。
件名には「簡単包丁砥ぎセット希望」とご記入ください。
普通郵便にて送らせていただきます。
※このサービスは「簡単包丁研ぎセット」の在庫状況により終了する場合があります
以上、「簡単包丁砥ぎセット」についてでした。
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