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「スライサー」でのケガについて ―国民生活センターの注意喚起―

更新日:3月3日


先日、下記URL「スライサー(※)で指をケガ・・・」というニュースを読みました。

※薄切り用の調理器具

「スライサーで指をケガ・・・適切な処理は?病院の受診の目安は? 事故が多発、国民生活センターも注意喚起」 https://withnews.jp/article/f0230204000qq000000000000000W02c10701qq000025465A



こちらがニュースの元になった国民生活センターの記事です


私も過去にスライサーでケガをしたことがあり、小さなケガを含めると、日本では毎日たくさんの人がケガをしているのではと感じています。

また、多くの人が利き手でスライサーを使うため、スライサーでのケガは、包丁でのケガよりも生活に支障が出るケースがあります。


ニュースには「ケガをしたときの対処法」だけでなく、根本原因をなくす方法として「包丁を使いましょう」とあり、その意見に共感しました。


家庭でスライサーを使う理由は様々ですが、主な理由は「包丁ではキレイに薄切りや千切りができないから」です。

実際、一般家庭の包丁(両刃の三徳包丁やシェフナイフ・薄刃包丁)では、キレイに薄切りをすることが難しく、できたとしても手間がかかります。

そこで、だれもが簡単に薄切りができるように作られたのがスライサーですが、ケガをする人が後を絶たないのが現実です。



<ユニバーサルエッジは2つの問題を同時に解決>


一般家庭では


「包丁では薄切りが面倒」

「スライサーではケガをしやすい」

この2つの問題があり、安全にキレイな薄切りをすることは困難でした。



そこで私は、国民生活センターに、「ユニバーサルエッジ」を紹介するメールを書きました(読んでいただけるかはわかりません)。


もし以下の動画のようにキレイに薄切りができる包丁(ユニバーサルエッジ)があるなら、スライサーを使う必要はなくなり、2つの問題を同時に解決できます。


下の動画は大根の千切りを作るための「薄切り」の工程です。

左側面に刃がついていないため安定して薄切りができます。

切った大根が包丁にくっつかないので並べ直す必要がなく、すぐに千切りをすることができます。

※動画の「切れ方」は、従来型の包丁では、どんなにベテランでも不可能です



ユニバーサルエッジを使うと薄切りの作業が楽しいので、私はスライサーを使わなくなりました。


また、包丁は利き手で握るため、利き手をケガすることもありません。

私はユニバーサルエッジの実演をするとき、「右手のケガがなくなる包丁」という説明もしています。






<従来型包丁との比較>

従来型の包丁とユニバーサルエッジの比較動画は以下です。

従来型の包丁では、効率よく薄切りや千切りができないことがわかります。

ユニバーサルエッジには、他にもたくさんのメリットがあります。

以下、上記と重複するところもありますが、「スライサー」と「包丁(ユニバーサルエッジ)」を比較した場合の、ユニバーサルエッジのメリットをまとめてみました。 ●洗う手間

包丁を使えば、スライサーを洗う手間が省けます。

また、安全グリップつきのスライサーの場合、洗い物がさらにひとつ増えます。

●衛生

スライサーによっては、刃と本体の間に目詰まりした野菜と水分から錆びや汚れが発生します。


●保管場所

包丁で薄切りができるなら、薄切りを目的としてのスライサーは無用になり、キッチンが整理されます。


●コスト

スライサーが必要なければ、その分のコストが削減できます。

※ダイソーのスライサーは110円で買えますが、これは「壊れやすい・切れ味が少し劣る・力が必要になる」などのデメリットがあります(また、野菜を押さえる「安全グリップ」がないためケガをしやすいです)。


●断面のツヤ

スライサーは刃の角度が決まっているため、野菜の断面のツヤに変化を出すことができません。

また、刃の砥ぎ直しが難しいスライサーが多く、野菜の断面のツヤは、新品時をピークに荒れていきます。

包丁を使えば、切り方によって断面のツヤの度合いを自由に調整できます。

生野菜の薄切りや千切りなど、表面がキラキラした方が良い料理には、「低圧スライド切り」を使うことができます。


●安全性

包丁での薄切りは、安全性の高い「スライド切り」を使えばケガの度合いは少なくなります。

スライサーは、使う時にも洗う時にもケガをしやすく、使う時間に対しての危険度が大きいです(単位時間当たりの危険度が大きい)。

国民生活センターが「包丁を使いましょう」と推奨する理由です。



●利き手のケガを防ぐことができる

右利きの場合、スライサーでケガをするときは、右手をケガします。

包丁でケガをするときは左手です(右手はハンドルを握っているため)。

●肉やハムの薄切りができる

スライサーは、刃の角度の問題で、肉類の薄切りがほとんどできません。

ほどよく凍らせることで肉をスライサーで切ることはできますが、時間とケガのリスクが増えます。

スーパーで薄切りになった肉やハムが売られているのは、家庭用包丁では薄切りができないためですが、「ユニバーサルエッジ」なら、半解凍した肉を動画のように切ることができます。

「豚しゃぶ」用に切ったときの動画です。

番外

★スライサーのメリット

スライサーには「まな板がいらない」の他、「誰が切っても厚さが一定に作れる」というメリットがあります。

これは、アルバイトなど不特定多数の人がスライスをする現場では、厚さに統一性を出すことができます。

ただ、このメリットのためにスライサーを使うのは、やはりリスクが大きいので、私は国民生活センターと同じく「包丁を使うこと」を推奨します。


以上です。


国民生活センターに送ったメールが担当者の目に留まり、ユニバーサルエッジを使う人が増えたら嬉しいです。


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