ユニバーサルエッジの販売は、「包丁なんでも相談室での対面販売」「各種イベントでの実演販売」「弊社サイトのネットショップ」「ふるさと納税返礼品」などで行っていますが、最近は「メルカリショップ」でも販売を始めました。
その「メルカリショップ」でご購入いただいたお客様から嬉しいご意見が届いたので、紹介させていただきます。
※嬉しいご意見だけでは一方的な宣伝になってしまうので、反対のご意見(ありがたいご意見)も書かせていただきます。
◎嬉しいご意見
以下、いただいた内容です。
迅速にご対応頂きありがとうございます。
到着したその日から3日ほど使用させて頂きましたが、素晴らしいの一言です。
調理ではほぼ野菜しか切らないのですが。くっつきや飛び散りが地味にストレスで、刃離れの良い包丁を探していました。
ディンプルタイプ、コーティングタイプ、色々探しても中々満足するものがありませんでしたが、こちらの包丁は本当に素晴らしい刃離れで、ストレスなくサクサク切ることができます。
片刃の包丁は初めてのため、多少違和感はありますが、毎日使っていればそのうち慣れるのではないかと思います。
砥ぐ際の補助器具もありがとうございます。
適当に砥いでしまいがちでしたが、最適な角度がはっきり目に見えて分かるのはありがたいです。
画像を参考に砥いでみましたが、良い感じにできそうです。
ユニバーサルエッジの良い点だけでなく、片刃のデメリットについても理解したうえで「慣れるのではないかと思います」と書いてあり、「これって模範解答だね、サクラじゃないの?(サクラではなく本当にお客様の声です)」という意見もあったほど嬉しいメッセージでした。
以下、いただいた言葉のひとつひとつ(太文字)に私の考えを書いてみたいと思います。
迅速にご対応頂きありがとうございます。
→できる限り迅速な対応を心がけていますが、過去に5日間ほど注文の通知に気付かないことがありました。
迅速な対応は大切なことなので、今後も改善し、気をつけていきたいと思っています。
到着したその日から3日ほど使用させて頂きましたが、素晴らしいの一言です。
→共感いただけて嬉しいです。
私も本当に素晴らしい包丁だと感じています。
世界中のみなさまにこの感動を味わっていただきたく、ユニバーサルエッジの普及活動を続けています。
調理ではほぼ野菜しか切らないのですが。くっつきや飛び散りが地味にストレスで、刃離れの良い包丁を探していました。
→一般家庭ではすでに鶏や魚の解体はほとんどしなくなり、最後まで切ることになるのは野菜だと思います。
野菜は包丁にくっつく場合が多いので、ユーザーは「刃離れの良い包丁」を求めています。
メーカーもユーザーの要望に応えるために研究を続けているのですが、弊社ユニバーサルエッジは「刃付け」の工夫でそれを実現することができました。
ディンプルタイプ、コーティングタイプ、色々探しても中々満足するものがありませんでしたが、こちらの包丁は本当に素晴らしい刃離れで、ストレスなくサクサク切ることができます。
→穴空きやディンプル、コーティングなどの既存の方法では、刃離れの原因になる「毛細管現象」を打ち消す構造のものを作るのが困難でした。
ユニバーサルエッジは毛細管現象による貼り付きを打ち消す刃付けにより、満足していただける刃離れを実現しました。
以下動画の左画面は、上からコーティング・穴あきリブ付き・ディンプル・コーティングです。
右画面がユニバーサルエッジです。
片刃の包丁は初めてのため、多少違和感はありますが、毎日使っていればそのうち慣れるのではないかと思います。
→少し左に傾けて切ることと、硬いものは切っ先側の刃の薄い部分で振り子のように切る習慣を身につけることで、すぐに慣れると思います。
ガラケーからスマホに持ち替えたり、ガソリン車からEVに乗り換えたりしたことがある人は、「小さな不便さ」と引き換えに「大きな便利さ」を味わった経験があると思います。
ユニバーサルエッジも、両刃から持ち替えることで「小さな不便さ」と引き換えに「大きな便利さ」を味わえます。
きっと両刃に戻れなくなります。
砥ぐ際の補助器具もありがとうございます。
適当に砥いでしまいがちでしたが、最適な角度がはっきり目に見えて分かるのはありがたいです。
→実用新案取得済みの補助器具ですので、おそらく世界初の便利な道具です。
砥ぐ角度がはっきり示されていることで、安心して砥ぐことができると思います。
慣れれば補助器具がなくても砥げるようになると思います。
画像を参考に砥いでみましたが、良い感じにできそうです。
→ユニバーサルエッジはシームレス砥ぎに対応している刀身なので、早く美しく砥ぐことができます。
一般家庭では、1週間に1回、1分以内の作業で20年以上使えると思います。
以上です。
今後amazonで販売することも視野に入れています。
少しずつユニバーサルエッジの「感動の輪」を広げられたらと思っています。
◎ありがたいご意見
いただくご意見としては、上記のような嬉しいものが多いのですが、一部にはご迷惑をおかけしてしまった結果いただくありがたいご意見もあります。
私自身、商品について良いことばかり宣伝するのは違和感があるので、不便に感じたというご意見についても書こうと思います。
これまでに3つのご意見をいただいたことがありました。
今後改善できる部分はしていきたいと思っています。
1:まっすぐに切りにくいです
→片刃のデメリットの代表的なものですが、切り込み抵抗のことや、「切り方」がうまく伝えられないことが原因だと感じました。
和包丁より軽減されているとは言え、ユニバーサルエッジには、片刃包丁のデメリットは残っています。
切っ先側を使わず刃元側で切ると、まっすぐに切ることは困難ですが、使い方によって以下のように切ることができます。
動画の切れ方を見ていただくと、和包丁ほどの大きな影響はないことがわかります。
下記ページ内の中ほどにある「硬い食材を厚く切る・半分に切る」をご参考ください。
これからも最適の刃先厚と砥ぎ角の組み合わせについては、念頭に置いておこうと思っています。
2:アゴ側の切れ味が悪い
これは本当に私の修行不足だと感じています。
過去にアゴ側20㎜ほどのバリ取りができていないというご指摘をいただきました。
いつも気にかけている部分なのですが、検品で見つけられず出荷してしまうこともあります。
またこれは誤解のないように書きたいのですが、PROCEEDは野菜の薄切りの「刃離れ」は最高レベルですが、「切れ味」は、究極の切れ味を誇る高級包丁より劣ります。
劣ると言ってもその幅は少しで、「トマトが切れない・使っていて疲れる」というものではありません。
「究極の切れ味を、究極の手間で維持する(10の切れ味を10の手間で維持する)」という考え方ではなく、「実用的な切れ味を、簡単な方法で維持する(8の切れ味を2の手間で維持する)」という考え方です。
ユニバーサルエッジの切れ味については以下を参考に。
私が同じように砥いだハガネの包丁と比較しています。
3:bitを使っていたら口金から曲がってしまった
これはペティナイフ「PROCEEDbit」についてのご意見です。
ムリな力をかけず通常通りの使用中、口金部分から曲がってしまったということでした。
bitの製造元に包丁の強度について問い合わせたところ、峰の厚さや口金の強度については設定の範囲内だと返事がありました。
製造の誤差内で強度不足の個体が出てしまうことはあり、「個体差の範囲の中で強度が弱いものができてしまった」ということだそうです。
実用レベルで曲がってしまった包丁につきましては、弊社ではお客様の要望にお応えし、返金や返品に応じています。
以上です。
お客様からいただく様々な意見を参考に、今後も「楽しい刃離れ」をみなさまにお届けします。
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