今回は、主に包丁や砥石関連の企業様に向け、新型簡易シャープナーについてのメッセージです。
「製造・販売」に興味がある企業様からのご連絡をお待ちしています。
◎新型簡易シャープナーとは
これまでに「包丁メーカー・砥石メーカー」が追求してきた性能を、高いレベルで実現する理想の簡易シャープナーです。
私の実務経験から、「砥石を使った作業に抵抗があるが、簡単に切れ味を復活させたい」というお客様のために考案したものです。
既存の様々な簡易シャープナーのデメリットをほとんど解消、または改善しています。
新型簡易シャープナーの図面(特許出願準備中)

基礎データの3D出力(デザインや色など、さらに洗練されたものになります)

◎新型簡易シャープナーの特徴
・使い方が簡単(既存の簡易シャープナーと同じ要領)
既存の簡易シャープナーのように、「刃を下にして引く」という作業は同じです。
既存の簡易シャープナーを使ってきた人も、迷うことなく使えます。
・最高レベルの汎用性
片刃・両刃・パン切り包丁など、ほぼすべての家庭用包丁に使えます。
・構成部品の少なさ
構成部品点数が2点しかありません(樹脂製本体と砥石)。
・湿式研磨
刃に優しく滑らかに仕上がり、金属粉が散乱しません。
・安価な製造原価
樹脂製の本体材料費とカートリッジ式砥石原価は、それぞれ100円以下と予想されます。
・メンテナンスのしやすさ
金属部品がないため水で丸洗いでき、そのまま放置できます。
・仕上がりの良さ
簡易シャープナーよりキレイに仕上がり、カートリッジ式砥石の番手を選べるので、好みの仕上がりも選べます。
・刃線が乱れない
既存の簡易シャープナーは、アゴ側の刃線が乱れることがありましたが、新型簡易シャープナーは刃線の乱れが少なく、理論上刃線がへこみません。
・刃付けの自由度が高い
「完全片刃」から「完全両刃」まで、左右の研ぎ比率を自由に選べます。
両刃を片刃に、片刃を両刃に砥ぎ直すこともできます。
・安定性
市販の片刃用簡易シャープナーに採用されている「安定板」よりも安定効果が高いです。
それにより、既存の簡易シャープナーよりロール&ヨー方向の砥ぎ角度が乱れません。
・包丁に傷が付かない(刃を両側から挟まない)
刀身は樹脂に接触するため傷が入りません。
刃先は下向きで、水で濡らして使うので、砥いだときの粉で刀身が傷つくこともありません。
・下記簡易シャープナーのデメリットの改善
既存の簡易シャープナーにはそれぞれデメリットがありましたが、新型簡易シャープナーは、既存の簡易シャープナーの全てのデメリットを解消、または改善しています。
★コマ式簡易シャープナー(最も普及している一般的なタイプ)
★スライド式砥ぎ器(トギサムライなど)
★交差式砥ぎ器(バイエルンエッジなど)
★砥石回転式砥ぎ器(ロールシュライファーなど)
★角度固定ホルダー(トゲール・砥ぎ上手など)
備考:ロールシュライファーについてはこちら
https://www.katabayui.com/post/ro-rusiki
備考:私が角度固定ホルダーを使わない理由についてはこちら https://www.katabayui.com/post/kotei
◎パートナー企業を探しています
弊社が考案した新型簡易シャープナーは、画期的な製品なのですが、弊社には製造販売のノウハウがありません。 現在、共同開発に興味を持ってくださる企業様を探しており、このブログでも告知させていただきました。
以下、企業様のメリットを書かせていただきます。 新型簡易シャープナーの「製造・販売」に興味をもってくださった企業様は、ぜひご連絡ください。 詳細をお話しさせていただきます。
◎企業様のメリットについて
・製造が容易
「製造・管理」のコストが安価です。
部品点数が2点(樹脂部品100g前後・小さな砥石1つ)です。
在庫管理も本体とカートリッジ式砥石の2種類(番手は複数)なのでとても簡素です。
・利益率の高さ
量産すれば200円以下で作れると思います。
樹脂を型から抜いた後は手作業による組み付け作業がないので、コスト削減になります。
・世界初
世界初の商品になるので、「成長し続ける・新しいものを作り出す」という理念を掲げる企業には最適な商品です。
・企業価値の向上 簡易シャープナーの中では最も簡素で便利です。 ユーザーからの声だけでなく、SDGsの貢献度の高さなどからも、企業価値が上がります。 ・営業しやすい セールスポイントがはっきりしているため、宣伝や営業がとてもやりやすいです。顧客に対して気持ち良く販売することができます。 ・世界中で使える ほぼ全ての家庭用包丁に使えるので、世界中で販売することができます。
◎最後に
株式会社Yuiは、飲食業(サービス業)出身の私が作ったばかりの新しい会社です。 「調理・接客・包丁教室」の経験などを通し、常に包丁ユーザーの意見を聞いてきたため、「新商品のアイデアが出てくる」というのが弊社の強みです。 現在の弊社の実力でできることは、図面の作成と3D出力までなので、ぜひ製造業のみなさまのお力を貸していただきたいです。 ご連絡をいただければ、リモート、または実際にお会いして、詳しいお話をさせていただきます。 よろしくお願いいたします。
メールアドレス
kataba.hocho@gmail.com
また、このページを新型簡易シャープナーの共同開発に興味がありそうな企業様へ紹介してくだされば嬉しいです。
少しでも早く、新型簡易シャープナーを包丁ユーザーのみなさまへお届けできればと思っています。