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新潟県知事にご挨拶 ジャパン・ツバメインダストリアルデザインコンクール2024

更新日:6月6日



「ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール2024」で、弊社のユニバーサルエッジ「PROCEED bit」が新潟県知事賞に選ばれたのを機に、花角県知事にお会いする機会をいいただきました。



4月18日、同コンクールグランプリ(経済産業大臣賞)の「株式会社ツインバード」様、家事問屋で有名な「下村工業株式会社」様、私の実演を見ていただいたことがある「アーネスト株式会社」様など、各社代表者が県庁知事室横にある応接室に訪問し、受賞製品についての説明や、商品に対する思いなどをお伝えしました。



受賞製品を前に記念撮影(中央後ろが私です)

「PROCEED bit」は左側にある茶色のハンドルの包丁です。



受賞式のブログはこちら




各社順番に製品の説明をしていきます。

写真は「切っ先のまるめとその効果」について説明しているところです。



「PROCEED bit」を手に取っていただきました。




ユニバーサルエッジの説明動画から「薄切りの刃離れ」の説明をしているところです。

※知事にお見せした動画 35秒あたりです




以前、静岡県の川勝知事との夕食会のとき、私はまな板とキュウリを持参し、自己紹介を兼ねて包丁の実演をさせていただいたことがあるのですが、花角知事との面談では時間の都合で実演をお見せすることができませんでした(まな板とキュウリを持参したい気持ちは抑えました)。

次の機会があれば、実演を見ていただこうと思います。





◎新潟県知事とお会いして


10年前、私の修行は新潟県燕市の包丁メーカー「藤次郎」の「F-875」という包丁を握るところから始まりました。


修行から10年経ち、「ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール」で、私が考案した包丁が新潟県知事賞をいただきました。


包丁の使い方も知らなかった私が、「F-875」を生み出した新潟県の知事に、自分が考案した新型の包丁の説明をさせていただいたことは、私にとって意義深く、10年前からこんなシナリオが用意されていたのかと思うような展開でした。



知事にお会いしたとき、個人的には以下のようなことを伝えたかったです。


「お招きいただきありがとうございます。私は新潟県で生まれたF-875で修行を始め、その包丁をヒントに、さらに高性能なユニバーサルエッジという包丁を作りました。知事はその包丁にご自分の名前の賞をくださいました。この10年間、様々なことがありましたが、包丁ユーザーの笑顔のおかげでここまで来ることができました。これからもユーザーのためにより良い包丁をお届けする努力を続けたいと思います。いつか一緒にキュウリを切りましょう^^」



花角知事と再会する機会があれば、上記の思いを直接伝えようと思います。







◎謝意


弊社は包丁を製造する工場を持っていないので、自社のアイデアを形にするためには、「製造」できる会社にお願いする必要があります。

また、弊社は設立して間もない小さな会社ということもあり、資金が豊富なわけでもありません。


多くの包丁メーカーにユニバーサルエッジの製造について問い合わせたところ、話を聞いてくださり、少量生産に協力してくださったのが、「片岡製作所・新潟刃物」様でした。

両社には本当に感謝しているとともに、これまでにご連絡させていただいたみなさまに感謝しています。


良いことばかりではなく、様々な出来事がありましたが、今ではどのような出会いも私の成長につながっていると思うことができ、また、社会は「人」が作っているものだということも再認識できた気がしています。


何度も新潟県を訪問しているうちに顔見知りが増えると、「緊張」が「安心」に変わり、うっかり「ただいま!」と言いたくなる場所もできました。


これまでにない新しいことを始めようとすると、超えなければならない壁が次々に現れます。

その壁を乗り越えるにはどうしてもモチベーションが必要になりますが、新潟のみなさまとの出会いや、今回の新潟県知事訪問などは大きな力になっています。


これまでにご縁をいただいた全てのみなさまに感謝しています。






◎より便利な包丁を、より多くのユーザーへ


弊社のユニバーサルエッジ「PROCEED bit」は、コンクールで「革新性・機能性・市場性・社会環境性」などが高いレベルにあると認めていただくことができましたが、弊社には、さらに総合性能の高い包丁のアイデアがあります。

仮に資金面の問題をクリアし、そのアイデアを形にすることができれば、ユーザーにとってはより便利なペティナイフ、メーカーにとってはSDGs「つくる責任」の達成率がより高い包丁を世に送り出すことができます。

世界初の便利な包丁なので、もちろん日本の様々なコンテストに出品しても話題になることは間違いないと思います。


ユニバーサルエッジによる「薄切りの刃離れ」に関する動画の再生数は、TikTokとインスタグラム合わせて3000万回に迫り、海外からも問い合わせが相次いでいます。

現在までに取引の問い合わせがあったのは「アメリカ・韓国・インド・トルコ・ベネズエラ」などですが、弊社の実力では「対応できない・供給が間に合わない」という状態です。


ユニバーサルエッジの製造と販売に興味を持ってくださる企業様が増えれば、便利な包丁を世界中のユーザーに使っていただけます。

より便利な包丁を、より多くのユーザーへ届けられるよう、これからも活動を続けていこうと思います。


・・・


参考:燕市公式サイトより

燕市の公式サイトにコンクール受賞製品が紹介されています。

「PROCEEDbit」は優秀賞のひとつ「新潟県知事賞」です。


ユニバーサルエッジとはなにか、詳しくは弊社サイトをご覧ください。

弊社サイト



以上です。

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