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ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール2024 ―新潟県知事賞受賞―

更新日:6月6日


新潟県の「片岡製作所・新潟刃物」様の協力によって弊社が製造・販売しているユニバーサルエッジ「PROCEED bit(プロシード ビット)」が、「第47回 ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール2024」にて「新潟県知事賞」を受賞しました。




賞状



トロフィー



賞状とトロフィーの他、賞金もいただきました。

いただいた賞金はもちろんユニバーサルエッジの普及のために使います。





PROCEED bit




コンクールには、5つの審査基準「革新性・審美性・機能性・市場性・社会環境性」があります。

デザインはオーソドックスなものなのですが、以下のような特徴があり、数々のアイデアが込められた革新的なペティナイフとして評価されました。


1:これまでの包丁にないアプローチから生み出された完全片刃による「刃離れ効果」


2:完全片刃と刀身の適度なしなりによる「砥ぎやすさ」


3:峰のハイブリッド処理をはじめとした他の包丁にない「総合安全性能」


4:包丁の寿命が長いことによる「高いコスパや環境負荷の軽減」


5:「SDGsつくる責任」への貢献度





「PROCEED bit」についての詳細は、過去のブログをご覧ください。

一般的なペティとプロシードビットの違い ―プロシードビットの「12の特徴」―



※お知らせ

「PROCEED bit」の第一ロットはすでに完売しました。

入荷でき次第お知らせいたします。

弊社主力商品の「PROCEED」は在庫があります。




2024年3月27日 受賞式の様子 燕市役所にて


株式会社Yuiとして受賞


嬉しい瞬間です





◎ユニバーサルエッジの注目度アップ


3年ほど前までは「ユニバーサルエッジ」という言葉はありませんでした。

「ユニバーサルエッジ」は、既存の言葉で表現すると「片刃の洋包丁・片刃のシェフナイフ・新型万能包丁」ですが、包丁業界では「片刃」の定義が和包丁と洋包丁で違い、誤解が生じることもありました。

そこで、新しいものには新しい名前が必要だと感じ、私が「ユニバーサルエッジ」という新カテゴリーを作りました。

具体的には、実用新案登録第3227805号の刃付けをしている包丁のことを指しています。


今回の新潟県知事賞の受賞、そして最近のTikTokの900万回再生、また、ビジョンジャックコンテストへのエントリーなどがあり、ユニバーサルエッジが国内外から注目されはじめた気がします。


また、包丁業界にも「表向きは賛同できなくても陰ながらあなたの活動を支えたい・これまでの常識を打ち破っていただきたい」など応援してくださる方がいることや、若い方々を中心に、ユニバーサルエッジが浸透していることを知る嬉しい出来事もあり、「ユニバーサルエッジの注目度がアップしている」ということを充分に感じることができた出張でした。





◎新潟出張の目的


今回の出張の目的は、授賞式の他にも「IDS(デザインコンペ)のセミナー・交流会」の参加や包丁の商談等があり、ユニバーサルエッジについて様々な方からご意見を伺いました。


特に「新潟日報メディアシップ」で行われたIDS審査員の方々との交流会は勉強になり、私にとってモチベーションの維持やアイデアのヒントになりました。

審査員のみなさんは、デザイナー・大学の先生・商品開発や販売の専門家だったりと、様々な視点からのお話を聞くことができ、どの話も興味深いものでした。

おしゃべりをしていて言われたことは、「ユニバーサルエッジは間違いなくニーズがある・目のつけどころは大変良い」ということでした(もちろん私もそう思っています)。

今後は「デザイン性」や「どうアピールしていくか」が課題です。




以上、弊社のユニバーサルエッジ「PROCEED bit」が「ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール」で「新潟県知事賞」を受賞したお知らせでした。

大きな喜びと大きな責任を同時に感じつつ、今後ユニバーサルエッジをどのようにデザインし、普及していくか、先輩のみなさまの助言をいただきながら考えていこうと思います。






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