ジャパニーズナイフとは ―認識の違い―
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ジャパニーズナイフ「PROCEED」

今回は刃物を売る側の人に読んでいただきたい内容です。
すでに刃物業界内では知っている人がほとんどですが、念のため書いておこうと思います。
要点は、「日本の刃物業界は海外観光客が求めるものを提供できているか」ということです。
日本製の包丁はとても切れ味が良いものが多く、世界中で人気があります。
特に最近は海外から訪れる観光客が多く、日本製の包丁が売れています。
日本有数の包丁の町「合羽橋」ではこの動きが顕著なのですが、「和包丁」「日本の包丁」「日本製の包丁」などの区別がつかないまま購入しているお客様がいるかもしれません。
たとえば「和→英」の翻訳では、「和包丁・日本の包丁・日本製の包丁」を翻訳すると、どれも「Japanese Knife」と訳されることがあり、外国人が英語で「Japanese Knifeが欲しい」と言ったときに、「日本製の洋包丁が欲しい」「和包丁が欲しい」の2つの意味になってしまい誤解が生じることがあります。
その外国人は日本の包丁の完成度二興味があり、「海外製ではなく日本製の万能包丁が欲しい」という意味で「Japanese」と表現したのかもしれません。
しかし売る側が「和包丁」と解釈すると「木柄・差し込み式」のいわゆる「和包丁」を販売してしまうかもしれません。
逆に和包丁が欲しい外国人が日本製の洋包丁を買ってしまった場合も、洋包丁を和包丁と勘違いして使ってしまうかもしれません。
来日した外国人が、母国の友人から頼まれたり、お土産として「日本製の包丁」を買うなどの場合は、欲しい包丁が何なのか、さらに曖昧になってしまうこともありえます。
なのでお客様との詳細な会話や正しい情報の提供などを実践できると良いと感じました。
「Japanese Knife」の意味には「和包丁・日本の包丁・日本製の包丁」などがあります。
また「和包丁」と「日本の包丁(和包丁・洋包丁など全てを含む)」は、全く意味が違いますが、英語ではどちらも「Japanese Knife」と訳されてしまうことがあります。
海外のお客様がなにを求めているかじっくり耳を傾ける必要がありそうです。
以上です。


