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刃渡りは何ミリがいいですか?

更新日:3月2日


「包丁の刃渡りは何ミリがいいですか?」という質問をいただきました。



「家庭用万能包丁として1本だけ選ぶなら」という前提で書くと、私は180㎜~195㎜をオススメします。




PROCEED」は刃渡り180㎜です





◎なぜ180㎜以上か


150㎜の刃渡りと比較するとわかりやすいのですが、180㎜あれば、白菜やキャベツなどの大きめの食材にも対応しやすくなります。

また、私はケーキを焼くことがあり、一般的な大きさの6号サイズ(直径180㎜)を一回で切るために180㎜以上が理想です。




◎なぜ195㎜以下か


長い刃渡りの方が便利な場合が多いのですが、長すぎると切っ先をぶつけてしまったり、狭い空間で取りまわしが難しかったり、重いため腕が疲れたりするので、一般家庭のキッチンでは長すぎない包丁がオススメです。


また、私がオススメしている「砥石+シームレス砥ぎ」は、195㎜までなら標準的なサイズの砥石で砥げるので、195㎜以下をオススメしています。





◎まとめ


「大きめの食材に対応できる長さ・取りまわししやすい長さ・シームレス砥ぎで研げる長さ」という条件を満たす刃渡りが180㎜~195㎜ということになります。



一人暮らしなら小さな食材を扱うことも多く、キッチンも広くないと思いますので、さらに短めの「165㎜」でもいいかもしれません。


また、大家族で使う包丁なら、シームレス砥ぎに対応できなくなりますが、210㎜というサイズもありだと思います。


私の経験では、6人暮らしの家庭や、40席あるレストランの仕事なら、180㎜~195㎜で充分です。



刃渡りが長い包丁の利点については以下を参考にしてください。

「プロの包丁が長い理由」



参考:

空港内の寿司店では、防犯上の理由から刃渡り150㎜以下の包丁で全ての作業をするようなので、150㎜でもお客様に寿司をサービスすることはできそうです。





以上です。

包丁の刃渡りを決めるときの参考になればと思います。


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