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「物産展」に参加して ―南伊豆町と私のかかわり―

更新日:2023年10月23日

 

2023年10月18日、「商工会女性部」の全国大会が、静岡市の「グランシップ」で開催されました。


私は南伊豆町を代表し、この大会のイベントのひとつとして企画された「物産展」に参加しました。 販売したものはもちろん「包丁」です。

※「南伊豆町代表で包丁を売る」、の理由については後述します



物産展会場「グランシップ」





南伊豆町から静岡市までは車で3時間以上かかるため、朝4時半に出発し、夜9時に戻るというスケジュールでした。


参加した感想をひとことでまとめると「楽しかった!」です。

5年前の「関市刃物まつり」での実演販売も楽しかったですが、今回は以前より私のスキルが上がっていることや、新作(試作品)の「包丁砥ぎ角度測定補助器具」があったこともあり、さらに有意義な実演になりました。

お客様の「すごーい!」「ほんとだ!」というリアクションがあるたびに私のモチベーションも上がりました。

私の他にスタッフが一人、そして南伊豆商工会から担当の男性(木下さん)が参加してくださり、搬入から搬出まで忙しい一日になりました。

以下、当日の様子です。



早朝の「道の駅 月ヶ瀬」にて



搬入の様子


























全国から訪れる商工会の女性部員を迎える現場スタッフの方々



オープン前からスタッフのみなさんが見に来てくださいました


























参加者を乗せたバスが全国から到着します


開場直後

物産展会場もすごい人の数でした

右側のあずき色の法被(はっぴ)を着ている3人が南伊豆トリオです(^^♪



販売の様子

商工会のはっぴで参加



スタッフも一緒に販売

角度測定器を使ったシームレス砥ぎの説明をしています



※搬出などの様子は忙しすぎて撮る余裕がありませんでした



帰りの「道の駅 月ヶ瀬」

朝と同じ場所から





◎物産展に参加した経緯


私は南伊豆町に住んでいて、会社も南伊豆町にあります。

私が個人事業主として活動を始めた当初、手続きや税金などについてなにもわからなかったため、南伊豆町商工会の会員になりました。

商工会には今でもお世話になっているため、数か月前、「南伊豆の代表として物産展に出ませんか?」と声をかけていただきました。 南伊豆町商工会女性部の代表の方にも私の実演を見ていただき、参加が決まりました。





◎南伊豆で包丁?


物産展には全国各地の商工会女性部の方が参加されていました。

「南伊豆で包丁?」と驚かれていましたが、みなさん「切れ方の違い」に感動してくださいました。

刃物で有名な新潟県の方がPROCEEDを購入してくれたのは嬉しかったです。






◎町と私のかかわり

今回南伊豆町代表として町から誘っていただき、商工会の方と一緒に仕事ができたことは、私にとって記念になる出来事でした。

私が南伊豆町に転入した10年前、当時は今のような町とのお付き合いはなく、レストランで修行を始めたばかりでしたが、レストランで接客をしているうちに町の方々との人脈が少しずつ増えました。

レストラン以外での勉強をするために、他の飲食店でアルバイトをしたこともあり、そのときに出会った町の方々とのご縁も続いています。

買い物などで街中で会ったとき、声をかけあえる人も増えました。

昨年私が株式会社を設立したときは、町の公式サイト内にある「南伊豆町のヒト・コト(※)」というページに私の会社を掲載していただくことになり、町との信頼関係が深まった気がしました。

そして今回、南伊豆町の商工会が、物産展での包丁の販売を提案してくださり、現場でも協力してくださいました。

※南伊豆町のヒト・コトhttps://minami-izuru.com/people/



◎担当者の木下さん


実は私にとって一番楽しかったのは、南伊豆町商工会の男性(木下さん)の元気な声かけでした(^^

南伊豆町商工会から応援で来てくださった木下さんは、初めから終わりまでずっと声を出し続け、イベント後の撤収作業中も疲れを見せず、お手伝いしていただきました。 私は包丁の説明をしすぎて夕方から声がかれてしまいました(笑) どちらかというと私も元気な方ですが、木下さんの安定感は「サービス業の人?」と感じさせるものでした。 木下さん、ありがとうございました。

現場でお手伝いをしてくださった木下さん

PROCEEDの看板は木下さんの手作りです(感謝)


◎35丁販売

最後になりましたが、実演販売では35丁売れました。 開催は11時から17時までの6時間だったので10分に1丁売れた計算です。 予想以上の販売数でしたが、「刃離れの楽しさ」、「包丁砥ぎ角度測定補助器具」のおもしろさ、そして商工会女性部の集まりだったことなどが理由だと思います。 準備には時間がかかるのですが、毎月一回こんなイベントに出ることができたらと思いました(^^



◎感想


はじめにも書いたように、「楽しかった!」のひとことです。

現場でお客様と話しながら実演をすると、率直な意見を直接聞くことができます。

今回の「物産展」でも、ほんの少し切り方の助言をしただけで上手に切れるようになったお客様がいらっしゃいました。

感動してくださったり、喜んでくださったりしている姿を見ると、私も嬉しくなります。

このイベントは、南伊豆町商工会が私を誘ってくださったことで実現しました。

私にとっては、今後の活動の幅を広げる有意義なイベントでした。



今回は以上です。



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