top of page

「バリ(カエリ)」について ―バリは髪の毛と同じ太さ?―

  • 2022年11月29日
  • 読了時間: 2分

ユニバーサルエッジの最終的な刃付けは、包丁メーカーではなく、私が砥いでいます(忙しい時はお店のマスターにもお願いしています)。


先日、刃付けをしているときに、「髪の毛一本分のバリが出たら砥げている目安」という言葉を思い出し、実際にどの程度の太さか確認してみました。



普段使っている包丁の砥ぎ作業は、6000番で30秒ほどしか砥がないため、バリは出ませんが、新品としてユニバーサルエッジの刃付けを仕上げるときは、バリが確認できる程度まで砥ぎます。

※砥石の番手が高くなるほど、手で感じ取れるほどのバリは出ません

まずは包丁から出たバリの拡大写真と、実際に刃付け作業で出たバリです(このときは12丁仕上げました)。









400番で1分、1000番で1~2分、6000番で3~4分、バリを取るために反対側を軽く10秒砥ぎます。

最後まで片側しか砥がないので、6000番で砥いでいるうちに、バリと刃先の接点が薄くなっていき、バリは最終的にふわっと刃先から離れます。

さらに、シームレス砥ぎをしているので、バリの太さもほとんど均一です(うまく砥げるほど長いバリが出ます)。


実際に髪の毛と比較してみました。

この中に髪の毛があります。



髪の毛はほぼ断面が円で、バリは断面が平らなので、比較しにくいのですが、だいたい同じような太さだとわかりました。

「刃付けの時に出るバリは髪の毛の太さと同じ」と言えるかもしれません。

※はじめにも書いたように、私の普段の砥ぎ(切れ味を維持するための6000番の砥ぎ)では、手で感じるようなバリは出ません



以上、「バリ(カエリ)」についてでした


 
 

最新記事

すべて表示
最近いただいた包丁関連の質問

最近いただいた質問とその回答です。 太文字が質問、その下が回答になります。 1:包丁ってどれも一緒じゃないの?なんでそんなに種類があるの? 使う人の好みや切る食材によって包丁にも違いがあります。 種類の多さの背景には、「実用品として必要なものだから」という理由の他に、「他人と違う包丁が欲しい」「もっと利益を出したい」など、使う側と作る側の思いもあると思います。 「衣類・スマホ・車」などに置き換えて

 
 
食材を切るポイント  ―U-1グランプリで感じたこと―

2026年1月6日に開催された野菜を切る競技会「 U-1グランプリ」を振り返り、感じたことや各種目のポイントなどについて書いてみます。 野菜を美しく切ることができると、料理が楽しくなるだけでなく、作業効率も上がります。 楽しいから切る→切るから上達する→上達するからさらに楽しくなる・・・こんな好循環が生まれます。 競技が始まって私も感じたのですが、カメラや人の目があることによる緊張で、全体として普

 
 
bottom of page