藤次郎の「F-503 メーカー砥ぎ」です。
【仕様】
メーカー:藤次郎
刃渡り:170㎜
重さ:168g
素材:【芯材】コバルト合金鋼
【側材】13クロームステンレス鋼
形状:三徳包丁
刃付け:片刃・メーカーに研いでもらったもの
2005年くらいに「F-503」を購入したマスターが、
約8年後の2013年11月、もう一度同じ包丁が欲しくて購入しました。
届いた「F-503」は、マスターが使ってきた「F-503 改」と切れ方が違うことに気づき、
その秘密は、刃付け・研ぎ角にあることがわかったそうです。
そのため、標準の刃付け(両刃)から片刃に研ぎ直しを依頼し
砥いでもらいました。
望む仕様を伝えるのが難しく、思った仕上がりではなかったそうです。
メーカーとやりとりをして発見したことは
・割り込み包丁(両刃)を片刃に研ぐことに否定的
・メールでは、望む仕様を伝えるのが難しい
・次は自分でやってみよう
などだったそうです。
【おまけのエピソード】
この「F-503 メーカー研ぎ」を使う気になれず、
「次は刃渡りがもう少し長く、最初から片刃の洋包丁がないか」と思って
見つけたのが「F-875(片刃のシェフナイフ)」だったそうです。
新品の「F-875」は刃先厚が薄く、「刃離れ」の効果が弱かったそうですが
砥いでいたら、効果が出てきました。
こうして私が包丁に興味を持つきっかけになった「片刃のシェフナイフ」が出来上がりました。
※私は2014年12月に出会います
「F-503 メーカー砥ぎ」を見ると、
この包丁のおかげで「F-875 改」に出会えたのかと嬉しくなります。