砥ぎに出すって恥ずかしいの?
包丁を砥ぎに出すときに「恥ずかしい」とおっしゃる方がいらっしゃいます。 理由を伺うと、「使い方が雑なので、見せるのが恥ずかしい」とのことでした。 本来、包丁は日常的に使う道具なので、刃が欠けたり、切れなくなったりするのはごく自然なことです。 それなのに、なぜ砥ぎに出すことが「恥ずかしい」と感じるのでしょうか。 もちろん理由は人それぞれですが、昔の包丁文化や砥ぎ職人との関係性も影響しているのではないかと考えられます。 以下、仮説として書いてみます。 ◎「使い方が悪い」と言われる怖さ 包丁を砥ぎに出す人の中には、「こんな使い方をしていたら怒られるのではないか」「刃が欠けているのを見られ、使い方が悪いと思われるのではないか」と心配する方がいます。 なぜ、道具のメンテナンスをお願いするだけなのに、そんなふうに感じてしまうのでしょうかか・・・ かつては今以上に、家庭で日常的に包丁を使うのは女性、刃物を作ったり砥いだりするのは男性、という構図が多かったのではないかと思います。 男性が「砥いであげる側(研ぎ師)」、女性が「砥いでもらう側」という関係性になれば、
7月18日読了時間: 3分


片岡製作所「響十」のカスタム
ユニバーサルエッジの話を聞いてくださった知人のKさんから、「刃付けの実験用にどうぞ」と包丁をいただきました。 いただいたのは、片岡製作所の「響十(きょうと)」という包丁です。 「TAMAHAGANE・DamascusDesign」という印字とダマスカス模様が印象的な高級包丁...
2023年11月12日読了時間: 5分


包丁の砥ぎ角の測り方 ―包丁砥ぎ角度測定補助器具―
「包丁研ぎ角度測定補助器具」の実用新案の登録が完了したので報告します。 昨年申請した「包丁研ぎ角度測定補助器具(以下補助器具)」の登録証です。 「包丁なんでも相談室」に寄せられる相談の中で多いのが、包丁の砥ぎ方についてです。...
2023年6月9日読了時間: 4分


ハガネとステンレスの違い ―青紙スーパーとモリブデンバナジウム―
ハガネの切れ味について話す機会があったので、今回はハガネとステンレスの違いについて書きます。 せっかくなので、包丁用のハガネとして最高峰と言われる「青紙スーパー」と、一般的なステンレスの「モリブデンバナジウム」を比較してみました。...
2023年5月20日読了時間: 5分


飲食店の「片刃のシェフナイフ」
先日、「ユニバーサルエッジ」を購入してくださったうなぎ屋さんに食事に行きました。 せっかくなので料理長が使っているシェフナイフを見せていただいたところ、全て片刃に砥いでありました。 写真は左側面です。 よく見ると3本とも左側に刃がついていません。 完全片刃になっていました。...
2023年1月5日読了時間: 2分
