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「結」は、和包丁と洋包丁の長所が融合した新しいタイプの「片刃のシェフナイフ」です。主な特徴は、これまでの一般的な包丁では味わえない「新しい切れ方」ですが、それだけでなく、「汎用性・安全性・メンテナンス性・デザイン性」にも優れています。
「片刃・シェフナイフ」と聞くと、特別なもののように感じるかもしれませんが、日常の家庭レベルの調理であればなんでもこなせる便利な包丁です。
このページでは、片刃のシェフナイフ「結」の特徴を紹介します。
※実用新案登録第3227805号
「結」の特徴
<刃付け・切り心地>
完全な「片刃」が最大の特徴です。食材の切り離れをよくする刃の厚みと砥ぎ角の組合わせが、動画のような切れ方を生み出します。
左側に刃がなくフラット構造になっているため、刃の動きが安定しています。
砥ぎ角が狭く切れ味が良いことはもちろん、野菜の薄切りや千切りの「切り心地」が良いです。
結は、包丁の素材や構造から生まれる性能によって、食材を楽しく切ることができます。
<ハイブリッド構造>
和包丁と洋包丁の長所を取り入れたハイブリッドキッチンナイフです。
1:「刃付け」と「デザイン」
「刃付け」が和包丁の刃付けとして代表的な「片刃」、そして「刀身の全体のデザイン」が、
洋包丁の形として代表的な「シェフナイフ」です。
2:刀身の刃元側と切っ先側の融合
刀身の刃元側半分が「直線的な刃線・片刃」による「和包丁」の特徴を持っています。これにより、
素早く正確な「スライド切り(刻み・突き切り)」ができます。また、刀身の切っ先側半分が、薄い刃
とカーブした刃線の「洋包丁」の特徴が備わっています。これにより、片刃のデメリットを最小限にお
さえています。※片刃と両刃の違いはこちら
上記2つの構造により、理想的な切れ方を実現したハイブリッド構造の包丁が完成しました。
<材質:モリブデンバナジウム>
刀身に使用しているモリブデンバナジウムは、医療用メスとしても使われ、刃物の適正が高いステンレス素材です。モリブデンバナジウムには大きく2つの特徴があります。
1:靭性の高さ
鋼(ハガネ)と比較し、金属の粘り強さ「靭性」が高いので、
刃欠けしにくく、その結果、包丁の寿命が長くなります。
また、刃厚を薄く設計することが可能になり、
下記のようなメリットがあります。
・食材への切り込みが軽くなる
・長時間の作業でも疲れにくい
・全体が「しなる」ため、硬いものを切るときに手首の負担を減らせる
・シームレス砥ぎができる
2:錆びにくさ
酸や水に強くほとんど錆びないため、水で流して放置できます。
もちろんサビのニオイが食材につくこともありません。
強力な除菌効果の塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)による洗浄も可能な
ため、雑菌などを確実に除菌でき、高い衛生環境を保つことができます。
<刃渡り>
結の刃渡りは、一般家庭で使われる平均的な包丁より少し長めの「195㎜」です。
18㎝のホールケーキ、小ぶりのスイカや白菜、キャベツやレタスなども切りやすく、「所有感が満たされる長さ」「刃物らしい美しさが伝わる長さ」です。
刻み作業がしやすい三徳包丁のように、刃線の直線部分が長めの刃渡りです。
峰を使って食材を集める作業もしやすいです。
<重さ・重心位置>
家事をメインにした日々の作業に適切な包丁の重さは、140g~180gです。
結は、150g~160gで長時間の使用でも疲れにくい重さです。
包丁は、同じ重さでも重心が手前に近いほど、素早い動きがしやすくなります。
「結」は刀身が薄くて軽いので重心位置が手前になり、素早い動き(手首の引き切りなど)に対応できます。
ハンドルの構造も包丁の重心位置が手前になる設計です。
<切っ先とアゴの丸め>
鋭い部分を適度に丸めています。
不意なケガを防ぐことができ、またスポンジを使って包丁を洗うとき、スポンジが切れにくいです。
※アゴを使いジャガイモの芽を取り除くなどの作業はできます
<砥ぎやすさ>
片刃の包丁は、片側しか砥ぐ必要がないため、手間が半減します。
さらに特徴的なのは、約1分で作業が終わる「シームレス砥ぎ」です。
ステンレス素材により薄刃構造が可能になり、「しなり」を利用した「シームレス砥ぎ」ができます。
<口金式>
包丁の構造には、主に「口金式」と「差し込み式」があり、
結は、刃とハンドルの境目に汚れが残らない「口金式」を採用し、衛生的です。
また、口金式は、「ひねり」などの強い力にも耐えられる構造です。
差し込み式より製造コストがかかりますが、長期の使用が可能です。
<デザイン性>
全体のデザインがシャープな印象です。
木目調の茶色のハンドルは「優しさ・暖かさ」をイメージさせ、日常の風景にマッチします。
複数の包丁が置いてある場面でも、目をひくザインです。